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ポラロイド大作戦!(テニスの王子様)

Le bonheur(閉鎖)の月臣十様に小説を書いて頂きました。

主人公の名前は私(管理人madoka)の名前になっています。



今日は君でも絶対逃げられないよ?

その可愛い顔を撮るためならどんなコトだってするから ……


〔ポラロイド大作戦!〕


「よし …… 完璧だ」

僕は昨日、某友人にとっておきのカメラを作ってもらった

今日こそmadokaちゃんをこのフレームに収めるためにね。フフッ


作戦実行の前に誰か実験台を ……


「不二っ♪何やってんの??」

丁度良く獲物 …… じゃなくて英二が来た

これは絶好のチャンス。。。

「やぁ英二。ちょっと新しいカメラを磨いてたところさ」

「そうなの〜?見せて見せてっ!!」

「いいよ。あ、ちょっと試し撮りしたいから、英二そこに立ってくれる?」

「ほいほ〜い!OKだよ☆」

…… ほんと、英二って使いやすい。罠とも知らないで僕の実験台になるなんて。

ま、知ってたら困るけどね

「じゃあ撮るよ、英二」

「おっけ〜!!」

「ハイ、チーズ …… 」


プシュゥゥ ……


「わっ!?何?何?不二コレ何っ??」

「超強力睡眠薬だよ。そろそろ効き始めると思うけど …… (ニッコリ)」

「不二 …… にゃにす …… ぐ〜」

「悪いね、英二。あとは"触角卵"に頼んでおくから …… 良い眠りをvv」

と、教室の僕の席で眠りこけている英二は置いといて、madokaちゃんの教室に急がなきゃ

放課後になるとすぐ帰っちゃうから


ガラッ


「やぁmadokaちゃん、珍しいね。君がまだいるなんて …… と触角卵。2人で仲良くお勉強だったか〜い?」

「げ、不二くん …… !」

「"触角卵"って …… まさか俺のこと?」

「質問に答えてよね。つーか言わなくても分かるだろ?"触角卵"って言ったらさ …… わざわざ聞かないで

くれる?マジウザイんだけど」

「不二くん、それは言い過ぎじゃ …… 」

「コレの心配するなんて優しいね、madokaちゃんは。いいんだよ別に」

「な、何の用だい?不二」

「ああ、忘れるとこだったよ。 …… 英二が僕の机で寝てるからどっかやっといてくれる?邪魔だから」

「それってまさか …… 不二くん」

「最 新 作 ☆」


キラーン


最新のカメラを後ろ手から現す

「!?大石くんっ!私、用があるから先帰るね!!ごめんねっっ!!」

「えっ …… ?」

「逃がさないよ …… ?」

ササッと荷物を持つと教室の扉からmadokaちゃんは出ていく

すかさず僕も追いかける


廊下に出ると、僕は追い続けた

いつもは隠れ場所が大体予測できるから走らないんだけど …… まぁいつもはトラップばかり

だから必要ないし。でも今日はとにかく当てなきゃ意味ないからね

「はあはぁっ …… !」

「大分息が切れてきてるみたいだね(ニコッ)」

「なんで …… 今日は追ってくるの …… ?」

「さぁ。どうしてでしょう?」


結構辛そうにしてるね …… 僕は日頃のトレーニングで平気だけど

そろそろ楽にしてあげようか

「madokaちゃん …… ごめんね?」

「え?」


madokaちゃんがこっちを向いた …… シャッターチャンス!!


プシュゥゥ ……


「わっ …… !?」

「残念だったね?」

かくん


寝ちゃったか。まぁそうするつもりだったけど

家につれてこうか


「つれてきたのは良いけど …… 何かウズウズするな」

ベットにmadokaちゃんを寝かせると、横に腰掛ける

寝顔を撮りたくて仕方ない。可愛すぎる

「記念に撮っとこうかな」

部屋に置いてある普通のカメラを取り出すとパシャッと一枚だけ寝顔を撮ってみた

「現像したら飾っておこう …… 」


「 …… ん」

「起きたみたいだね」

「 …… あれ?わっ!不二くん!?ココ …… どこ?」

「僕の部屋だよ」

「何で不二くんの部屋に …… ?」

「追いかけてる最中に寝ちゃったから」

「と、いうことはもしかして …… 撮っちゃった?」

「うん」

「バカ!!何で撮るの〜!?私なんて撮ったって可愛くないのに!!」

「それが撮られたくない理由かい?なら僕が綺麗に撮ってあげるよ」

ずっと撮られたくない気持ちが知りたかった

なんだ、写真が嫌いなだけか。ちょっと安心したかな …… 僕が嫌いなワケじゃなかった

「本当に?」

「約束するよ。それまで付き合ってくれる?」

「う、うん」


付き合うのは写真撮ってから脅して付き合うつもりだったんだけど ……

いっか。作戦は成功ってことで


また何か考えておこうかな


月臣十様、ありがとうございました。

本当にドキドキしてしまいました。

こんな素敵な小説を私のために書いて頂けたなんて感激です!

本当に、ありがとうございました。


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