ブログ    頂き物

ネタバレレビュー

2012/09/10
Written by madoka

※セリフやイベント等のネタバレが含まれますので、読まれる際は注意して下さい。

ストーリー

主人公は城鐘学園の普通科に通う高校2年生。

ある夜、寮の門限に遅れそうになり急いでいると、目の前に3つの影が。

見回りの先生だと思い、とっさに隠れる主人公。

しかし影が通り過ぎた後には、優秀な生徒の証 ――― 「S」の校章が落ちていたのだった。


不審に思いつつも、こっそり裏口から寮に戻ろうとした瞬間、何かにぶつかってしまう。

ぶつかった方を見ると、主人公の足元にある壊れたデジカメを唖然と見つめる人物が。

それが廃部寸前の新聞部部長との出会いだった。

弱みを握られた主人公は、新聞部を救う為にスクープ集めに協力することになる。


翌日、学校に怪盗が現れたという噂が流れる。

夜に見かけた3つの影は怪盗だったのか?

怪盗の正体を明かして大スクープを手にいれる為、学園を揺るがす謎に主人公が立ち向かう!

 


全体感想


ゲームの詳細

基本的に乙女ゲーというよりは謎解きゲームになっています。

… と言っても乙女ゲーレベルの謎解きですけど。


主人公は諸事情により新聞部に入り、怪盗シルバーシークを追う事になります。

正直、シルバーシークが誰かはプレイしてすぐに分かってしまうと思いますが、ゲーム自体は証拠を集めたり、写真を撮ったりと新聞部らしい内容になっています。

この証拠集めが意外と難易度が高めで、たぶん普通にプレイするとクリア出来ないと思います。

分かってしまえば、プレイ毎の単純作業になってしまうのですが …… 。


ストーリーは基本的に全キャラ共通で、最後だけ個別ルートになります。

糖度は低めですが、イベントギャラリーでは一言しゃべりますし、紹介インタビューもとっても素敵だし、予想よりかなり楽しめたゲームです!!!

もし甘々FDが発売されたら確実に買っちゃう程、個人的には面白いゲームでした。


甘々設定がお好きな方、単純作業が苦手な方、本格的な推理ものを希望する方はオススメ出来ませんが、適度な甘さで大丈夫な方は是非プレイしてみて欲しい作品です!!!!

プレイする際は、NORMAL END からプレイすると、ゲームのコツが分かっていいと思います。

 


神楽尽(CV:細谷佳正)


キャラクター

寡黙で無愛想な新聞部部長。男子寮の寮長も担っており、責任感も強いため学園や生徒たちからの信頼は厚い。

その真面目さゆえ、自分の信念を曲げないという頑固な一面も。


感想

部長!何ですか最後のデレは!!!! イベントギャラリーで「して欲しいのか?」って!!!!

キャ ――― !どうしよう!よだれが出そう。

公式HPで細谷さんがおっしゃっていた通り、デレの時が最高でした ―――!


部長編は予想通りの内容でしたが、その辺りは置いておいて、文化祭での部長の演劇は最高でした!

主人公と部長が一緒に文化祭を廻っている時の夏目先生と部長のやり取りも最高です。

意外とヤキモチ焼きな部長が可愛いですよ(笑)


何だかんだ言って、主人公の事を守ってくれる部長は頼りがいがあって本当に素敵でした。

主人公か主を選ぶ時の部長は、本当に部長らしさが出ていると思いました!


細谷さんファンの方でまた未プレイの方は是非プレイしてもらいたいです!

絶対に浮気しないタイプって最高です!

 


如月敬吾(CV:宮田幸季)


キャラクター

優しげで物腰柔らかそうな印象とは裏腹に、やや辛口な問題発言をするなど、意外とイイ性格をしている。

頭の回転が速く、テキパキと物事をこなしていく。人当たりは良いが、どこか距離を置く傾向がある。


感想

「恥ずかしさMAX」イベント観ました?? あれ凄いですよね。

私だったら恥ずかし過ぎて絶対無理な、イベント名通りの破壊力!

すみません。大興奮状態でした(笑)

それ位如月編は個人的に好みだったという事です!!!


如月先輩はスーパー腹黒で、好きな子程苛めたくなるタイプです。

私の好きな某テニスキャラ達と似ていますね。そして貴族じゃないけど身分違いの恋です。


如月編はその身分違いの恋がメインになっています。

主人公は部長にも身を引くように言われてしまいますし。

その辺りは少し切なくさせられますが、ほんの少しです。

他は本当に如月先輩らしい内容になっていました。


そんな如月先輩編で何気にオススメなのは、「恥ずかしさMAX」を抜くと BEST END 時の茶室でのやり取りです。

主人公が如月先輩にお見合いが来たのを知った後のイベントなんですが、 2人のやり取りが切なくていい感じなんです!!!

「今すぐ、好きだと言いなさい!」と言う、焦った如月先輩が素敵ですよ!

宮田さんの腹黒キャラは相変わらず素敵なので、是非皆さんにプレイして欲しいです!!!

 


西城弥生(CV:島﨑信長)


キャラクター

城鐘学園でも人気のある軽音部バンド「BLUE BIRD」のボーカリスト。

小柄で明るく人懐っこいため、女生徒からも支持されている。

自分の立ち位置を分かっているのか、小悪魔的な一面を見せてくる。


感想

弥生くん可愛過ぎてキュン死しそう!

ああ、可愛かった!どんだけ甘え上手なんだよ!

年下キャラは苦手だけど、これだけ可愛いとヤバいです!!!


正直、弥生くんはヤンデレなのかな?と思ったのですが、そうじゃなくて本当に良かった。

ワガママというか独占欲が強いというかそんなレベルなので、ヤンデレが苦手な私としては一安心です。


ダンスの練習や色々な所で如月先輩にヤキモチを妬きますが、それも理由があるからなんです。

その理由が弥生編のメインストーリーになるんですが、そこがまた可愛いんですよ!

文化祭のライブ中に如月先輩と主人公が話しているのが気になって、アンコールをやらないでステージから下りて来たり、本当に主人公の事を如月先輩に取られたくないらしい(笑)


弟キャラ扱いされたくないと拗ねる辺りがまた可愛くて、これこそ年下キャラって感じでした!!!

島﨑さんのお声も更に可愛さ倍増させてくれるし、ホントにキュンキュンさせられました。

 


夏目隼人(CV:小西克幸)


キャラクター

主人公が所属することになる新聞部の顧問。軟派でチャラチャラしたところがある。

生徒からの人気は高いが、就業態度がイマイチ不真面目なため、職員室での人気は低い。


感想

きゃっほ〜〜〜〜い!小西さん最高 ―――!

あ、小西さん …… じゃなくて夏目先生ですね。


内容は予想通りというか、やっぱりというか、正直無難でした。

キャラ攻略じゃなくて、普通に絡んでくる夏目先生はすっごく素敵だったんですけどね。


病気のお父さんに20年ぶりに会いに行った後、都合良くお父さんが亡くなるという流れとか、シルバーシークと一緒に理事長に対抗するとか、その辺りは予想通りの展開でしたが、その分、先生が主人公を意識し始めてからは何気にドキドキさせられました!


別れ際に「ちゃんと俺の夢、見るんだぞ」何てセリフが出てきたら、もう。

小西さん好きの私は相当キュンキュンしちゃいました!


本編は正直甘さ控え目かもしれませんが、その分『紹介インタビュー』は甘々なので是非そちらも見て下さい!

文化祭で夏目先生の「あの人」コスプレも最高です!

私が大好きな人なので、余計に嬉しく感じました。

 


桐生正宗(CV:近藤隆)


キャラクター

城鐘学園の生徒会長。生徒からの信頼は厚いものの、自分だけでなく他人にも厳しい実直な性格。

生徒会の書記、会計と行動を共にすることが多い。


感想

会長、超可愛い!弥生くんと違う意味で相当可愛い人です。

すぐ真っ赤になって照れるし、かなり動揺するし。


会長編は律くんについてと会長の家族についてがメインになっています。

桐生家に生まれたからこその悩み、律くんとの絆 …… 。

会長を守る為に律くんがとった行動が本当に切なかった。


そんな会長のオススメは如月先輩とのやり取りです!!!

この2人相当なライバルというか負けず嫌いですね。

事ある毎に突っかかる2人です。

育ちが良く、頭もいい2人だからこそ、同族嫌悪っていうかそんな感じなんでしょうね。


会長編は甘さ控え目かもしれませんが、その分最後の方は一気にデレになります。

前半との変わりっぷりは相当なので、是非プレイしてみて下さい!!!!

秘密の庭園でのやり取りは本当に最高でした!

 


六鹿律(CV:鈴木千尋)


キャラクター

城鐘学園の生徒会で会計を務める。会長である桐生が大好きで、いつも一緒について回っている。

明るく素直な性格で、誰とでも仲良くなれるのでクラスの人気者。


感想

律くん …… 。超泣けた …… 。

薄々分かってはいたけど、やっぱり律くんは人間じゃなかった …… 。

そして久し振りにティッシュが必要な程、泣いてしまいました。


律くんは基本的に子犬っぽいというか、子供っぽいというか純真無垢というか、何事も一生懸命で会長にしか興味が無かったのですが、主人公と接するうちに徐々に変わっていきます。

色々な事に興味を持ったり、成長したいと願ったり …… 。


そして最終的に会長と主人公を守るために …… 。

よくある設定と言えばそうかもしれませんが、相当切なくさせられました。

鈴木千尋さんのお声が余計に可愛く、そして切なくさせてくれるんです!!!!

個人的にかなりオススメのキャラです。

Amazon 関連商品
スポンサードリンク

Copyright © 乙女ゲーム攻略.com