ネタバレレビュー

※セリフやイベント等のネタバレが含まれますので、読まれる際は注意して下さい。

プリンセスの最終選考で、伊織、ルーシー、拓海は無事予選を勝ち残り、最終決戦への出場を決めた。

3人はTYBの大会ルールに則り、プリンセスにアピールを開始、それぞれの個性がぶつかり合う告白バトルが始まる。

渋谷、秋葉原、目黒とそれぞれ自慢のスポットで熱いデッドヒートを繰り広げる3人。

彼等の魅力は甲乙つけ難く、心揺れるプリンセスだった。

そんな中、殺人鬼による犯行が激化 …… ！ただでさえピリピリしていた若者たちの神経をさらに刺激する。

都内のあらゆる若者たちを敵対させるために、勝手な解釈を加えて抗争を煽る、謎の人物まで現れる。

告白大会中にも関わらず、プリンセスと3人はそんな抗争に否応無しに巻き込まれるのだった。

野天まで突き抜け、目が覚めるようなスーパーミントな1週間。

運命の七日間を駆け抜け、彼等が辿りついた愛の形とは ――― 。

このゲームは全国から選ばれた1人の女子高生をめぐり繰り広げられる告白大会『TOKYOヤマノテBOYS』通称『TYB』が舞台です。

攻略対象のヤマノテBOYSは全部で9人ですが、『HONEY MILK DISC』『SUPER MINT DISC』『DARK CHERRY DISC』の各3人ずつに分かれています。

ゲームの内容などは『HONEY MILK DISC』のネタバレレビューに記載したのでそちらを読んで下さい。

『SUPER MINT DISC』はおバカだけど硬派なイケメン伊織くん、アーティストであり意外とクールなルーシー、真面目で天然ボケな拓海くんの3人がプリンセスとデートを重ねていく話です。

今回のディスクでは、若者同士の抗争についての内容もあります。

『SUPER MINT DISC』は『HONEY MILK DISC』より 真 END が金太郎飴ではなくなり、前知識があるからか話が分かりやすかったように思うので、前作より少しだけいい評価にしました。

気になるキャラクターがいるディスクのみ攻略しても大丈夫なのですが、3本ともクリアした方が隠された内容も理解出来ますし、どのディスクにも9人全員登場するのでよりTYBを楽しむことが出来ると思います！

ただし、今回のディスクは後味の悪いエンディングもあるので、そういうのが苦手な方は注意して下さい。

• 渋谷代表：ワイルドルーキー

読者モデルで人気者、チャラそうに見えて一本気のある硬派な伊織。

強引なアプローチに戸惑いながらも、彼の一途な想いに惹かれていき …… 。

常連の方々が口を揃えて「伊織くん素敵！」と仰っていた意味が分かりました。

これは …… モテるはずです！顔良し、スタイル良し、ちょっとおバカで可愛いいし、硬派で妹思い。

プリンセスに対する気持ちをストレートに言葉にするので、もう …… たまりません ！

読者モデルで言葉遣いもチャラい伊織くんは、意外にも「浮気とかぜってぇしねぇタイプ」と言い切る硬派で、初めて2人きりになった記念に写真を撮り、ジェットコースターで怖くないように手を繋ぎ、観覧車でプリンセスをからかったり、プリンセスより年下なのに全然そう感じない男らしくリードするタイプでした。

小四以上の漢字は通用しない程のおバカですが、身体が弱くずっと入院している妹の世話もしています。

正直極端なおバカキャラってあまり好きではないのですが（どちらかというとインテリメガネ派）、伊織くんはおバカな所が逆に魅力的で、なぜかおバカ発言をしても可愛く感じてしまうキャラでした！

真 END は後味の悪い終わり方ではありましたが、私が気になっているハマーが大活躍しましたし、恋愛 END は伊織くんの心の葛藤が微笑ましく、真 END は終始ニヤニヤしっぱなしでした。

同じくRejet 作品で達央さんCVのヴァンや翼くん、CVは違いますがヤンキー番長が好きな方にオススメです。

• オススメのセリフ

…… オマエ。可愛すぎんの！！オレのことカレシって言ってくれたり！好きな人って言ってくれたり！

んなこと言われたら、オマエと二人っきりになりたくてたまんなくなっちまって、ああもう！

しゃーねーだろー。オマエのこと、抱きしめたくて仕方ねぇの。

• 秋葉原代表：孤高のカリスマクイーン

独特な世界観を持つ彼は、自分の琴線に触れたものにしか興味を示さない様子。

そんな彼に、貴方の姿は興味深く映ったようで、試すように近づいてくる …… ？

ルーシーは予想外に色気があるしセクシーな囁きが多いので、終始ドキドキしてしまいました！

正直私の苦手な電波系だと思っていたのですが、さすが梶さん！まんまとヤラれました。

合同デートの観覧車の時点で、もうドキドキしっぱなしでした。

ルーシーは秋葉原を拠点に活動するアーティストで、ファンの間では『ルー様』と呼ばれています。

その歌声は素晴らしく、歌のためには努力を惜しまないタイプで、ルーシーの参加目的はTYB大会そのものではなく、優勝して歌声をもっとオーディエンスたちに届けることでした。

ですが姫のことが気に入ったルーシーは、姫の世界観を見たいと思うようになります。

ルーシーは見た目は女の子みたいですが、中身は意外とクールで男らしく姫をリードします。

もちろん秋葉原のアーティストなので独特な部分はありますが、甘く囁き姫を自分の世界へ引き込む、もしくは自分の歌で魅了するという内容でした。

最初にも書きましたが、序盤から姫の傍に来てはセクシーに囁くし、独特の色気があり、スキンシップも多いので、色気がある小悪魔なキャラクターが好きな方にオススメしたいです！

こんなに素敵なルーシーなら、少し位ワガママでもいいと思えるようになると思いますよ！

• オススメのセリフ

ダメ。 …… 昨日、ルーシーはキミに言ったはずだよ。ひとつになりたいって。

姫、顔真っ赤だよ？ …… 可愛い。そう思うの？フフ。姫は本当に素直だね。顔に全部出てるよ。

いいよ。今はそういうことにしておいてあげる。今は、ね。

• 目黒代表：冷静沈着エリート騎士

騎士のごとく貴方を大事にしてくれる拓海。

それはあくまで、貴方がプリンセスだからという義務感のよう。この壁を、超えることができるのか？

もう破廉恥最高 …… ！！！！

なんだろう？拓海くんの変人っぷりが可愛くて可愛くて大好きです。

このTYBを購入した動機が拓海くんとハマーだったので、余計に拓海くんに思い入れがあるのかもしれません。

常連の方々も「madokaさんは遊佐さんだし拓海くんが好きそう」と教えて下さっていたので。

拓海くんは真面目で紳士的、勉強は全国模試でトップ、そして意外と天然で高所恐怖症です。

九条家家訓に従い、TYBを立派に勤め上げ、プリンセスと結婚する心づもりで大会に参加しました。

そしてプリンセスが幸せであればいいと思っていたはずなのに、本当にそういう理由だけでプリンセスに接しているか分からなくなります。

拓海くんは真面目なのですが、頭が堅いというか天然な所があるので、終始笑いながら進めることが出来ました。

初日に「いずれ夜の帳の中、二人だけの愛の合戦をしよう」と言ったり、出会った瞬間から結婚を前提のお付き合いと言い出し、「接吻をできなかったからプリンセスは結婚に積極的ではない」とか「タクミダイナミック」とか、真 END 以外は色々ツッコミどころ満載の意外と甘々な内容でした。

やはり私は常連の方々の予想通り、今まで攻略してきた6人の中ではダントツで拓海くん派でした！

遊佐さんの声も素敵だったし、真面目な天然キャラが好きな方にプレイして欲しいです！

• オススメのセリフ

プリンセスだからというわけじゃない、いつの間にか君自身にどんどん惹かれていたんだ。

君の側で、君のすべてをずっと守っていきたいと思っている。

結婚のことがまだ考えられないと言うのなら、それでも構わない。

ただ、今は側にいさせてくれ。守らせてくれ。俺はもう君を離さないと決めたのだから。