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ネタバレレビュー

Written by madoka@乙女ゲーム攻略.com

※セリフやイベント等のネタバレが含まれますので、読まれる際は注意して下さい。

ストーリー

みやびなる月の都 …… 、平安京。

帝と、その寵愛を受けた桐壺の更衣の間に美しい姫君が生まれる。

その姫君、まるで光を放つような絶世の美女「光の宮」。

美しき姫に言い寄ることを許されたのは、京でも選ばれた男達。

その名も「月光五君子」。

夜毎繰り返される男達との逢瀬、和歌の詠み合い。


主人公は光に仕える女房。

光とそっくりの容貌であるにもかかわらず、自分のことにはさして興味はない。

主人に仕える幸せを頼みに日々を生きていた。

…… しかし、事件は突然に訪れた。

かな文字で綴られた置手紙。

主人である光が失踪!?

このことが帝にばれたら、女房は解雇。

光の評判は下がり、彼女の幸せも脅かされる。

主人公は同僚と主人を守るため、姫に成り代わることに …… 。


失踪した姫の行方は?

夢か現かわからなくなるような逢瀬の先にあるものとは?

紫式部の不朽の名作『源氏物語』をベースにした恋愛アドベンチャー。


全体感想


ゲームの詳細

QuinRoseの最後の作品で、『源氏物語』がベースになっています。

発売当時は購入していなかったのですが、QuinRoseがなくなってしまうと知り、定価以下のうちに急いで購入した記憶があります。


内容は男女逆転設定の『源氏物語』風のキャラクターたちの話です。

主人公は光の宮に仕える女房で、ある日、光の宮が失踪してしまい、主人公が身代わりをすることになります。

主人公は『月光五君子』と呼ばれる光の宮が逢瀬を重ねていた男性たちの中から、光の宮捜しを手伝ってくれそうな男性を選び、協力を依頼するというストーリーです。


まずはゲームの詳細について。

攻略対象は7人で、常盤のみ攻略制限がありますが、他のキャラは最初から攻略可能です。

ですが、ネタバレを考慮して、最後は紫の君 → 常盤の順で攻略するのをオススメします。

好感度は選択肢のみで変化し、序章の好感度で個別のルートに分かれ、紫の君は十三帖、それ以外のキャラクターは十二帖構成です。

各キャラクターには甲乙丙のエンディングがあり、BAD END である丙は2種類ずつの計4種類ずつのエンディングが用意されています。

システム面はクイックセーブや選択肢ジャンプなどサクサク進められる仕様で、主人公はいつも通り一途な思考を持っていますが、毒もなく、他のQuinRose作品よりは大人しい印象を受けました。


ここからは作品についてなのですが、私は『源氏物語』を一応読んでいるし、映画やアニメも観ているので、勝手に世界観が出来ていたんです。

ですが、これは『源氏物語』を題材にしているけど『源氏恋絵巻』なので、パラレルと割り切ってプレイしないと、いろいろなところが気になって仕方がなかったので、原作を知らない方がすんなり入れるのかなと感じました。

でも原作を知っているからこそ、「こういう風にしたんだ」と思うところも出て来るんですけどね。


そして個別ルートのエンディングが、あるキャラクター以外全て同じ終わり方だったのが凄く残念でした(T△T)

結局どのキャラクターにも主人公が身代わりをしていることがバレていて、2人が幸せになるためには …… という同じ展開を6人も見せられるので、クリアする毎にどんどん新鮮味がなくなってしまって(ノД`;)

個別ルートなのにエンディングが金太郎飴というのは、凄く微妙でした(T△T)


他には、失踪した光の宮の恋模様がクリアする毎に解放されるのは良かったと思いますし、安倍晴明の解説で真相が分かる『絵巻物』というのが最後に解放されるのも『源氏恋絵巻』というタイトルと絡めてよくまとまっているなという印象を受けました。


最後に注意点ですが、このゲームは題材が題材だけにリップ音が多めで、一夜を共にするシーンが描かれています。

正直、ここまでエロ度高めじゃなくてもいいのかなと思ってしまいましたが、通い婚の時代なのでしょうがないのかも …… 。

18禁ではありませんが、そういうのが苦手な方はプレイする際は十分注意して下さい。

 


紫の君( CV :下野紘 )


キャラクター

宮中で人気急上昇中の貴公子。

容姿端麗、頭脳明晰。

有能なため、帝が直属の臣下として宮中に呼び寄せた。

藤壺とは親戚。


内容

主人公は本物の光の宮を知らない紫の君に協力を依頼することにしますが、紫は「好きなんです。一目見たときから、忘れられなくて。今すぐに返事が欲しいわけではないんです」と言い、それを聞いた主人公は紫は信用出来る相手だと思い、光の宮捜しに協力してもらうことにします。

その後、藤壺からの手紙で光の宮の居場所が分かりますが、紫たっての希望で、次の宴が終わるまでは身代わり生活を続けることに。

ある日、紫と女房姿の主人公が話をしていると、どこからか石が飛んできて、主人公を庇った紫は怪我をしてしまいます。

急いで常盤に手当てをしてもらい、主人公が常盤に状況を説明していると、勢い余って主人公が常盤を押し倒してしまいます。

その様子を目撃した紫は、2人の関係を誤解し、いつもと違う雰囲気や口調になり、陰陽寮を出て行ってしまいます。

紫は主人公が説明しても信じようとせず、主人公が自分のものにならないならもう猫を被る必要はないと、以前とは違う態度のまま。

次の日、何とか誤解は解けますが、紫は「あんたさ、俺の気持ち知ってんだろ?それで期待していいって言ったのに …… 」と言い出します。

主人公は紫を選ぶか決めるのは光の宮だと伝えると、紫は眉を顰め「あんたの恋人まで光の宮が決めるの?」と尋ね、何だか話が噛み合わないと思っていると、紫は「俺、あんたに告白したよね?協力するって話のときに、したでしょ?まさか覚えてない?」と言い …… 。


感想

『源氏物語』と同様、藤壺にそっくりな年下設定の紫の君 …… 。

可愛かったんですけど、個人的には猫かぶりしている紫の君の方がより好みでした。

あくまで『より』というレベルですが。


紫の君には攻略制限はありませんが、ネタバレ要素が強い内容だったので、常盤の前の6番目に攻略するのがいいと思います。


内容は、紫の君は貴公子と呼ばれているけど本当はそうではなかったことと、紫の君と藤壺との関係についてです。

紫の君は容姿端麗、頭脳明晰で貴公子と呼ばれていたけど、常盤の一件で実は猫をかぶっていたということが露呈してしまいます。

そして紫が光の宮ではなく主人公のことが好きだったと分かった後、主人公は紫のことを考えて自分の気持ちを伝えることが出来ない。

他に、藤壺と紫は従兄弟同士で、藤壺が須磨に下がったことは紫にも関連してるという話もありました。


貴公子と呼ばれている紫の君ですが、主人公に一目惚れをし、主人公が光の宮の身代わりをしていることに気付いていました。

そして主人公のことが好きだと告白するけど、主人公は光の宮のことだと勘違いしてしまいます。

主人公は紫に協力してもらうことで、他の女房からの嫌がらせを受けますが、いち早く光の宮の居場所を突き止めてくれた紫にときめいてしまう。

その後、紫が猫をかぶっていることと、紫の好きな人は主人公だと分かりますが、主人公は紫のことを受け入れる訳にはいかないという展開です。


個人的には『源氏物語』の紫の上?若紫?があまり好きではないので、正直プレイ前の期待度は低めでした。

で、紫ルートに入ったら原作通りと言えばそれまでなのですが、パーフェクトなキャラクターでドキドキしていたんです ――――――ヾ(≧∇≦*)ゝ

ところが、実は猫かぶりだと分かって、貴公子の紫ではなく年下らしい可愛い青年になってしまったのが残念でした(T△T)


と言っても、最初に書いた通り『より』好みなだけで、可愛らしい紫の君も魅力的ではありました!

夕顔の君とは違った年下の魅力満載で、甘え上手かと思ったら照れて赤くなったり、そしてちゃんと男らしい面も持っているという …… 。

下野さんの囁きは今回も破壊力満点で、可愛いだけじゃなく、ちゃんと色気がありましたし、クリアすると他のキャラクターにはない『その後』があってお得ですし。


以下のオススメのセリフでも分かる通り、男らしい面もあるので、年下設定が苦手な方でもキュンキュンすると思います!

紫の君は最初から主人公のことが大好きなので、一途に主人公のことを想うタイプが好きな方はオススメです!


  • オススメのセリフ

いくら顔が似ていたって、あんたと光の宮は同じ人間じゃない。

それに始まりは一目惚れだったけど、今はもうあんたの中身も知ってる。

好きなんだ。俺、本当にあんたが好きだよ。

間違いなんかじゃない。あんたにだって、俺のこの気持ちは否定させない!

 


葵の君( CV :石川界人 )


キャラクター

月光五君子の一人。

左大臣の息子で、夕顔とは親戚。

身分や地位に人一倍強いこだわりを持っており、身分を上げるためならば手段を選ばない。


内容

左大臣家を盤石にするために、帝の姫だという条件だけで光の宮に文を送り、会いに来ているという葵の君。

身分的にも光の宮以上の姫はいないし、光の宮が以前とは違うと疑っているようなので、葵の君に光の宮捜しを手伝ってもらうことに。

すると葵は、これからの行事は全て2人で参加し、主人公が扮する光の宮と葵が仲睦まじい様子を周りに見せ付けることを協力する条件とします。

さらに葵は「貴族にとっての幸せは、身分を上げて存在を示すこと。愛はその間に生まれる何かだ」と自分の意思など関係ない様子。

主人公は女房としてと光の宮としての生活をする中で、葵が人一倍努力をしていることや、左大臣家のために出世を背負わされていること、自分が努力すれば親や親類など、みんなが満足いく生活を送ることが出来ると考え、そのために頑張ってだんだん笑わなくなっていったことを知り、そんな不器用な葵に惹かれ、葵のことをもっと知りたいと思うようになります。

しかし葵は身分のために光の宮との結婚を望んでいるし、主人公では左大臣家を守るために努力してきた葵に何もしてあげられない。

主人公は葵に気持ちを伝えることはせず、最後まで自分の役目を果たそうと考えます。


感想

予想通り、葵の君は凄く素敵でした(♡∀♡)

このタイプは毎回私のストライクゾーンなので、分かっていてもドキドキしちゃいます!


内容は、葵の君の心境の変化について。

葵の君は子どもの頃から左大臣家のために尽力するように言われ続けてきた。

ですが、主人公に自分の意思が聞きたいと言われ、初めて自分の幸せが何なのか考えるようになったという話です。


『源氏物語』の葵の上は政略結婚というイメージですが、この葵の君もそんな感じで、物心ついた頃から家のために動くように言われ続け、その言いつけを守り、人一倍努力してきた。

葵が出世すると親類は喜んでくれるので、どんなことでも何も考えず必死にやってきて、それがみんなの幸せに繋がると教えられてきた。

だけど、主人公に言われて初めて自分の幸せが何なのか考えるようになった葵は、身分や出世などは関係なく、主人公のことを意識するようになっていくという分かりやすいストーリーでした。

他にも六条の君に呪われたり、賀茂祭での牛車の一件等、原作を知っている方なら「あぁ!」と気付く場面が描かれていたことが印象的でした。


私は先に朧月夜の君をクリアしてから葵の君を攻略したのですが、どちらも家のため自分の意思はないと思っているけど、葵の君の方がより無理をしているような気がして仕方がありませんでした。

子どもの頃は夕顔のお兄さん的ポジションで面倒見がよかったけど、今は無愛想で、出世のために手段を選ばないから、他人は自分のことをよく思っていないと理解しているんです。

それでも家のため、みんなを幸せにするために努力する葵の君が分かってくると、もう健気で仕方がありませんでした(T△T)


キャラ的には真面目で不器用でヘタレという私の大好きなタイプで、照れて耳が赤かったり、主人公に対して行動に移せなかったり、主人公が葵の君のことを、「冷静沈着で隙がなくて落ち着いていて …… そういう大人な面もあるけど、実は不器用で甘いものが好きで、可愛いところもある」と言っていましたが、主人公のことを散々子ども扱いしておいて、ここぞという時にヘタレな葵の君が可愛くて(〃∇〃)

石川界人さんCVだし、好きそうと思っていましたが、期待を裏切らないキャラクターでした!

他にもなんだかんだで仲が良い夕顔の君が、不器用な葵の君と主人公をくっつけようと色々画策し、振り回される葵の君も面白いのでオススメです!


内容は予定調和かもしれませんが、私はこういうタイプが大好きなので、私と同じような好みの方は気にいると思います(๑❛ᴗ❛๑)


  • オススメのセリフ

諦めろというのか?俺はごめんだぞ。君は俺の考えを覆したんだ。その責任はとってもらう。

光の宮が帰ってきたら、こんなふうに話すことも叶わなくなる。

だが、もし君が俺のものになってくれると言うのなら …… 。俺は君と一緒にいるために最善を尽くそう。

覚悟を決めて、俺のものになってくれないか?

 


明石の君( CV :逢坂良太 )


キャラクター

須磨の出身の好青年。

月光五君子の良心。

誰にでも分け隔てなく接する穏やかな性格。

田舎者だということに劣等感がある。


内容

貴族は皆、自分を飾り立て、少しでも身分を上げようとするものだと思っていた主人公ですが、明石の君は他の貴族たちとは違い、人のために迷わず池に入るなど誰にでもさりげなく親切なので信用できると判断し、本当のことを伝えて光の宮探しを手伝ってもらうことに。

しかし、なかなかタイミングが掴めず、本当のことが言えないでいたある日、主人公は宴で琴を披露することになります。

光の宮の琴の腕は有名ですが、主人公は琴が得意ではないので困っていると、なぜか明石の君が一緒に練習してくれることに。

そして琴の練習中、明石の君は、最近光の宮(主人公)の様子がおかしいと思っていたから力になりたい、さらに「 …… 君は光の宮の女房さんなんじゃない?」と言い、主人公が身代わりになっていることを気付かれてしまいます。

明石の君は光の宮が藤壺のところにいることや、ある人に頼まれて光の宮のことを見守っていたと教えてくれます。

月光五君子の中で一番良い人そうだと思っていたのに、主人公が知らなかった事実を知っていた明石の君は一体何者なのか …… 。


感想

前回攻略した『BLACK CODE』のベルの感想で「今までプレイしてきた逢坂さんのキャラで一番好きかもしれません」と書いたのですが、今回の明石の君の方がさらに好きかもしれません。

個人的に『源氏物語』で明石の君は無難という印象だったのですが、このゲームの明石の君は予想以上に素敵でした(≧ω≦)


内容は明石の君が何者なのかについてです。

明石の君は主人公が光の宮の身代わりだと気付いていたし、主人公がどうやっても知り得なかった情報を早い段階で入手していたので、ただの『良い人』ではなかったという話です。


簡単に言うと、明石の君は須磨出身なので、明石が都に出る際に藤壺から光の宮の様子を伝える約束をしていた。

だから光の宮の悩んでいる様子にも気付いていたし、主人公が身代わりになったのにもすぐに気付た。

で、明石は藤壺に確認を取って、光の宮が藤壺の元にいることなどを知っていたというわけです。


明石の君の正体については序盤に分かってしまうので、残りは明石と主人公がお互い惹かれ合っていく経緯が描かれていて、主人公は明石を信頼し、いつも先回りして穏やかに笑い、「いいよ」「大丈夫だよ」と言ってくれる明石に惹かれていく。

明石の君は主人公を助けるうちに、光の宮のために一生懸命な主人公に惹かれていくという分かりやすい展開でした。


意外と策士な明石の君は、主人公とずっと一緒にいたいから藤壺からの手紙を渡さずにいたり、ただの『良い人』ではありませんでした。

六条の君 → 夕顔の君 → 明石の君の順番でクリアしましたが、3人の中で色っぽいシーンが一番多かったのは実は明石の君でしたし、リップ音も多めでどちらかというと言葉責めタイプなので、色っぽいシーンが好きな方に向いているキャラクターだと思います。

個人的にはもう少しそういうシーンが少なくても良かったと感じましたが、敵を作らないし、優しそうに見えて甘え上手な策士というキャラクターはとても魅力的だったので、中盤以降はそのギャップにドキドキしっぱなしでした!


そして大事なことなのですが、このゲームは1人攻略する毎に光の宮と藤壺の帖が1話ずつ解放されるのですが、『藤壺 第四帖』で藤壺が明石の君に光の宮の様子を伝えて欲しいと頼む場面が解放されてしまいます。

なので、4番目以内に明石の君をクリアしていないと、ネタバレをした状態になってしまうので、攻略順には十分注意して下さい。

って、ここに記載しても内容を書いているので意味がないのですが …… 。


オススメのセリフは迷ったのですが、明石の君の甘え上手さが分かるこのセリフを選んでみました。

他にも「優しい男が好きって言っておいて、俺のこと、優しいって言っちゃうなんて」の行もオススメです!


  • オススメのセリフ

ねえ、君から口付けしてくれない?

だって、不安なんだよ。君は光の宮のふりをしてたくさんの男と交流を続けているし、美人さんだし、可愛いし …… 。

俺だけが特別って …… 。他の男とは違うって、教えてほしいんだよ。ねえ、駄目?

 


朧月夜の君( CV :木村良平 )


キャラクター

右大臣の息子。

月光五君子の一人にも関わらず軽薄な性格。

女の扱いに慣れており、宮中でも色男で有名。

光の宮の他にも数多の姫の元に通っている。


内容

主人公は、朧月夜の君の女性のことなら何でもわかりますという雰囲気や、笑顔の裏で何を考えているのか分からない態度が苦手だと感じていましたが、洞察力の高さや人付き合いの良さに秀ででいるので光の宮捜しに協力してもらおうと考えます。

しかし本当に朧月夜でいいのか迷っていると、朧月夜は主人公が光の宮の身代わりをしていることに気付き、結局協力してもらうことに。

そんなある日、以前から光の宮か姉が朧月夜と婚約する約束があることを帝から聞かされた主人公は、光の宮がいない手前、勝手に進められないので、もう少し考えて欲しいと言います。

その夜、寝殿に現れた朧月夜に婚約のことを尋ねると、姉の方には色々問題があるから一応光の宮と結婚したいと考えていて、「愛しているから結婚するんじゃない。結婚するから、愛するんだ。だから、俺は光の宮を愛さなくちゃならない」と言います。

結婚しなくてはいけないから、光の宮を好きだと思おうとしている朧月夜に対し、誰よりも光の幸せを願っている主人公は、それでは光の宮も朧月夜も幸せになれないし、朧月夜には義務感ではなく心から彼女を想って欲しいと伝えます。


感想

良平さんお得意の、女性にモテるキャラ!

直前に攻略した『BLACK CODE』と今回の『源氏恋絵巻』どちらも良平さんは女性にモテるキャラを担当されていますが、個人的には朧月夜の君よりアデルの方が好みでした。

アデルは『当サイトについて』の好きなキャラクターのところに記載した程なので、比べてはいけないのかも。


内容は、朧月夜の君が結婚に対して義務感しか持っていないことと、主人公への嫌がらせについてです。

簡単に説明すると、朧月夜の君は右大臣の息子として何不自由なく生きてきたから、諦めたような達観した態度なのですが、光の宮の身代わりである主人公には自分の本当の気持ちに気付かれてしまったので興味を持っていく。

主人公は最初、朧月夜のことを好きではなかったけど、少しずつ見方が変わっていき、そして好きになってしまう。

しかし自分への純粋な興味で朧月夜が動いてくれたわけではなかったと気付いた主人公は、朧月夜のことを避けるようになるという展開です。


『源氏物語』の朧月夜は奔放で色気があるキャラクターなので、このゲームの朧月夜もそんな感じだと思って下さい。

何に対してもあまり不自由したことがない朧月夜は、受け身でいれば大抵のことは満たされ、適当に愛想を振りまけば男女とも寄ってくるし、仕事もうまくいく。

光の宮とはいつかは親の決めた相手とつまらない人生を送る者同士、仲良く出来そうだと思っていた。

その一方で、寝殿でぼや騒ぎが起きたり、宛名のない脅迫文が侍所に届いたり、主人公への嫌がらせが発生します。

さらに朧月夜は、嫌がらせの犯人を牽制するために主人公を利用するという、他のキャラよりドロドロした昼ドラ風な内容でした。


朧月夜の君というキャラクターは、女性にモテるキャラが本当の自分に気付いてくれた主人公に惹かれていくというありがちな設定なので、無難と言えば無難でしたし、今まで誰にも本気にならなかったキャラが、主人公には一途になるというのは乙女ゲーではよくありますよね!

そして朧月夜の君ルートはとにかくキスシーンが多く、スチルがあるシーンは高確率でキスシーンという内容だったので、『しらつゆの怪』みたいなリップ音が好きな方にはいいんじゃないのかなと思います。


内容は無難ではありましたが、良平さんの声でこういうキャラクターはどのゲームでも本当に素敵なんです!

朧月夜の君が小声で囁く場面の度に、条件反射かと思う位私はいつもドキドキゾワゾワしちゃうという …… 。

目新しさはないかもしれませんが、期待を裏切らないキャラクターでした(๑❛ᴗ❛๑)


  • オススメのセリフ

今まで、いい加減に生きてきた俺には、ちょっと想像がつかないくらい。人を好きになるってすごいことなんだよね。

でもね。今更本気になるのにも勇気がいる。今まで、本気で人を想ったことなんてなかったから …… 。

でも、その人のためなら、乗り越えられる気がするんだ。

もし、俺が玉砕したら …… 、君が慰めてくれる?

 


夕顔の君( CV :小野賢章 )


キャラクター

左大臣家出身。葵の君とは親戚。

月光五君子の(自称)可愛い担当。

人をからかうのが好き。

この世のものではないものに憑かれやすい。


内容

常盤から主人公が光の宮の身代わりをしていることを聞いていた夕顔の君は、「 …… 僕、光の宮より君に興味があるんだよね」と、女房である主人公と恋人ごっこをすることが光の宮捜しの条件だと言い、その日から2人は恋人同士になります。

いつも可愛く無邪気で無茶苦茶の夕顔に振り回される主人公は、月光五君子に夕顔と恋人同士だと思われたり、夕顔と同じく左大臣家の葵の君に2人の仲を反対されたりしますが、その後、葵の君にも2人の仲を認められるようになります。

そんな頃、夕顔は体調を崩すことが多くなり、心配した主人公は辛い時には辛いと言って欲しいと言いますが、「そんなふうに心配してほしくて恋人ごっこしているわけじゃない」と夕顔に言われてしまいます。

まがいものの恋人には打ち明けられない、甘えられないなら、恋人って何なのだろうか?

恋人ごっこの恋人は、光の宮の代わりに置かれた自分のようで、主人公は偽物ばかりで自分自身がどこにもいないような気がしてしまいます。


感想

夕顔の君の「違うんだもん」とか、口調が可愛くて(〃∇〃)

賢章さんのこういう可愛いキャラは鉄板ですね!


内容は、物の怪に取り憑かれやすい理由、そして恋人ごっこについてです。

夕顔の君は子供の頃に肺の病を患っていて、何度も死に掛けた過去があるので、見えないものまで見えるようになってしまった。

そしていつ死んでもいいから楽しく過ごそうと思っていたけど、主人公と恋人ごっこをするうちに、ちゃんと生きたいと思うようになっていきます。


『源氏物語』では呪われる設定ですが、こちらの夕顔は子供の頃から身体が弱かったので、病のせいで蔑ろにされる、したいことが出来ない、人一倍不自由な思いをしてきたから、そんな生活に戻るのだけは嫌だ。

だから普段は可愛く無邪気を装っていて、人に心配されたりすることを嫌い、毎日楽しく過ごせればいいと思っていた。

自分が死んだ後に残された人のことを考えていなかった夕顔は、主人公の指摘で前向きになり、自分の病気に向き合おうとするという話でした。


夕顔は自分の可愛らしさを分かっているので、序盤は上目遣いでお願いしたり、あざと可愛らしさを前面に出しているのですが、中盤からは体調が悪くなっていくので弱々しい状態になります。

その後は、主人公に「可愛い」と言われてぶすっとしたり、紫の君と比較して男らしさを羨ましく思ったり、狙った可愛らしさというより、本当の可愛らしさが出てくるので、その辺りから私はニヤニヤしてしまいました(๑❛ᴗ❛๑)

エンディングの夕顔の君の見た目は、あまり好きではありませんでしたが …… 。


そして序盤から同じ左大臣家の葵の君が登場し、最後まで大活躍するんです。

あ、活躍とは違うかもしれませんが、かなりいい味出しているので、葵の君が好きな方は2度美味しいかもしれません。

個人的には夕顔の君を攻略中でありながら、葵の君が気になって仕方がありませんでした(๑❛ᴗ❛๑)


オススメのセリフは、夕顔の君が葵の君に向けて言ったものを選んでみました。

直前にクリアした『BLACK CODE』でも賢章さんがショタ系キャラだったので色々比べてしまいましたが、賢章さんのこういうキャラは毎回格好良くなる場面でいつもヤられてしまいます(〃∇〃)


  • オススメのセリフ

生きたいって思ったら、死ぬのが怖くなった。前と変わらない日常だって、ちょっと特別に感じたりするの。

先なんて見えないし、自分が馬鹿なことしてるのも分かってる。でも、彼女のためなら …… 、僕は生きられる。

いつも死んでもいいって思いながら生きていくのもいいけど、死ぬほど生きてから死ぬのも悪くないかなって。

 


六条の君( CV :蒼井翔太 )


キャラクター

月光五君子の一人。

呪術に精通しており、自在に生き霊になれる。

人の痛みに歪んだ顔を見るのが好き。

性格や行動は常人には理解不能。


内容

最初から主人公が光の宮ではないと気付いていた六条の君は、光の宮捜しの協力者となり、六条に啖呵を切ったり、帝から六条のことを庇った主人公に興味を示します。

一方主人公は、六条は痛みに歪んだ顔を見るのが好きだし、呪術に精通しているので生き霊姿になるなど怖い人だと思っていました。

しかし、六条と過ごすうちに、自分には出来ないことや考えつかないことを彼なりの強さを持ってやってのけ、他人に左右されることなく自分のしたいようにし、周りのものがそうなるような引力を持っているので、実は強い人なのだと分かっていきます。

そして光の宮が帰ってくるのを待っている日々の中で、思い出してしまうのは六条の君のことばかり。

常人には理解不能な困ったところもありますが、そんな六条のことを好きになってしまった主人公は、自分は光の宮の身代わりだし、こういう気持ちを持ち続けていても傷付くだけだからと、終わりにしようと思い …… 。


感想

最初に謝っておきます。蒼井翔太さんファンの方、すみませんm(__)m

あくまで私の場合ですが、蒼井翔太さんの独特な声というか喋り方が終始気になってしまい、全く本編に集中出来ませんでした(T△T)

『あやかしごはん ~おおもりっ!~』の時は気にならなかったのですが、何故だろう …… 。


内容は、何かに囚われず、思うままに生きる六条の君に主人公が惹かれていく話です。

『源氏物語』の六条御息所というと、嫉妬心が強く、そのせいで生き霊になってしまいますが、六条の君は『最強』になりたいと思っているので、生き霊姿や子供姿になったり変幻自在で、さらに陰陽師っぽいことまで出来るという設定です。

常に光の宮のことを一番に考えてしまう主人公は、揺るがない強さを持った六条の君に惹かれていくという展開でした。


私は『源氏物語』では六条御息所が光る君のことが好き過ぎて素直になれない所が好きなので、六条の君も気にいるだろうなと思っていたんです。

で、無難に他のキャラからクリアしようと1周目の序一をやってみたら「あれ?」と思ってしまったんです。

なので、急遽一番最初にクリアすることにしたのですが、私のように声優さんに拘りがある方は好き嫌いがハッキリ出てしまうかもしれません。


ここからはかなり辛辣な感想になってしまうので、ご注意下さい。

六条の君は原作通り嫉妬心が強く、見た目は美形で色気があり、なぜか常人には理解不能な行動をする不思議キャラなんです。

主人公のことを想い暴走してしまいますが、嗜虐心が強いちょっと変人レベルなので、その点に関しては何の問題もなくプレイ出来ました。


ですが、最初にも書いた通り、蒼井翔太さんの独特な声というか喋り方が気になってしまったのが、本当に残念でした(T△T)

美形で色気があるヤンデレキャラなので、例えば立花慎之介さんとかだったら感想は全然違っていたと思うんです。

私は乙女ゲーをプレイするにあたって声をとても重視するタイプなので、もしかしたら声優さんに拘らない方なら何の問題もなくプレイ出来たのかも …… 。

こんなにキツイことを書いてしまい、本当にすみませんm(__)m

でも、もし私のように思ってしまう方がいらっしゃると嫌なので、ハッキリ書いてみました。


ということで、オススメというよりは六条の君がどんなキャラクターか分かる場面を選んでみました。

六条の君は嗜虐心が強いキャラクターなので、以下のセリフを基準にして大丈夫か判断してみるといいかもしれません。


  • オススメのセリフ

…… 怖いか?そうか …… 。恐怖に歪む顔は美しいな。

あなたの快感に満ちた顔を目にする者はいても、怯える顔を目にする者は少ないんだろうね。

あなたは甘やかされることに慣れているようだ。

ふふふ、可愛い子だ。こんな玩具を与えられて、簡単には離してあげられないよ。

 


常盤( CV :中井和哉 )


キャラクター

光の宮の幼馴染で、宮中お抱えの凄腕陰陽師。

粗暴な言動をするが、面倒見がいい。

在原業平や小野小町の亡霊を友人に持つなど変わった面もある。


内容

光の宮が失踪して以来、桜の式神であるさくらをくれたり、何かと協力してくれる常盤。

最初は主人公のことを身代わりとしてしか見ていなかった常盤ですが、紫の君に主人公の正体がばれそうになった時や、宴で琴を演奏することになった時、端午節会の時など、主人公のことを心配するようになります。

ちょうどその頃から、常盤は苦しそうに額に汗を浮かべることが多くなり、主人公が何か病気じゃないのかと尋ねても誤魔化すだけで何も言おうとはしませんでした。

そんなある日、主人公は光の宮がいなくなったことで、出自が不明だったり、藤壺についての記憶が欠落していたり、自分の足りない部分があると気付きます。

そして常盤が何かを隠していることは最初から分かっていましたが、それでも自分から話してくれるのを信じて待っていた主人公は、六条の君の指摘もあり、疑問に思っていたことを常盤に直接尋ねると、常盤は「そうだよ。俺が光を逃した。あんたの記憶を消したのも俺」と言い …… 。


感想

前回攻略した『BLACK CODE』のベリアルの時は色気がある美形という役柄でしたが、今回は口の悪い感じが何だか『銀魂』の土方さんっぽくて、凄く素敵でした!

それと、常盤編は紫の君+3人で攻略出来るのですが、真相ルートになっているので、一番最後に攻略するのをオススメします。

特に紫の君と常盤は連動しているオマケになっているので、続けて攻略するのがよりいいと思います。


内容は、常盤が隠していることと、主人公の秘密についてです。

常盤は光の宮を逃すことに協力していて、それと同じ頃に体調が悪くなってしまったことと、主人公についての真相が語られます。


常盤には攻略制限があるので、常盤編の前に常盤が光の宮を逃していることと、主人公に藤壺についての記憶がないこと、それと他の女房たちが主人公のことを知らないと言い出したりしていることは分かった状態でプレイすることになります。

たぶんほとんどの方が、主人公が人間じゃないことにも気付いていると思うし、主人公のことを常盤が作ったことも予想済だと思うんです。

なので常盤編は常盤が光の宮を助けた理由や、人間ではない主人公に惹かれていってしまう様子、主人公が自分は人間じゃなくても常盤と一緒にいたいと思う、そんな感情の変化がメインでした。


子どもの頃に気味悪がられていた常盤は、光の宮が友達になってくれたことで救われたので、今度は自分が光の宮の手助けをしたいと思った。

その思いは、禁忌を犯してまで光の宮を助けたかったというもので、光の宮が藤壺に想いを伝えるために、藤壺の記憶がない身代わりを作り出した。

でも身代わりは自分のことを光の宮の女房だという人格を持って生まれてきてしまい、光の宮が想いを伝えた後、身代わりは必要ないと考えていたけど、そうすることが出来なくなってしまった。

常盤は主人公を監視していたけど、光の宮とは違った性格の主人公に惹かれていきますが、人間にしてあげることは出来ないと悩んでしまう。

一方主人公は、常盤から光の宮の一件と主人公が人間ではないことを告げられますが、口は悪いけど面倒見がよく、女性慣れしていない常盤のことを好きになってしまうという話でした。


常盤は口が悪くて面倒見が良く、女性の扱いに慣れていなくて照れ屋で可愛いという凄く魅力的なキャラクターですが、禁忌を犯した代償があり、他のキャラクターのルートでは幸せになることが出来ず、唯一幸せになれるのがこの常盤編なんです。

そのせいか、他のキャラより甘さは控えめのような気がしましたし、月光五君子に真相を説明する場面も描かれているので、常盤ルートというより大団円ルートと思ってプレイするのがいいと思います。


以下のセリフは、オススメというより私が中井さんの声でしびれたセリフを選んでみました(//∇//(//∇//(//∇//)

人間じゃない主人公のことを受け入れられる、心の広い常盤様 …… 大好きです(♡∀♡)


  • オススメのセリフ

俺は人間じゃねえものも相手にするからな。

自分の存在が嫌になっちまったやつや、自分が何だか分からなくなっちまったやつなんかも相手にする。

でもな …… 、どんなやつだって今、感じてることだけは本当だ。何もなくなっちまっても、何か感じていればそいつは存在してる。

あんたはちゃんとここにいるよ。

 


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