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ネタバレレビュー

2016/11/01
Written by madoka

※セリフやイベント等のネタバレが含まれますので、読まれる際はご注意下さい。


ストーリー


AFTER STORY

彩川峡温泉にある温泉旅館『福寿楼』の若女将を務めている主人公『ゆのは』。

彼女が都会に憧れ、臨時若女将として舞い戻ってきたのも今は昔のこと。

『福寿楼』の若女将として働く彼女の隣には、それを支える『彼』の姿があった。


IF STORY

―― それはとある夏の日の出来事。

ひょんなことから、『城崎温泉』へと視察を兼ねた慰安旅行に赴くことになった従業員(+α含む)達。

仕事のことを忘れ、いつもと違う『お客様』の立場になって旅行を楽しむ一同だったが、このクセのある従業員達にお節介な若女将が揃っているとなればただの旅行で終わるはずもなく …… ?


ANOTHER STORY

木々も色づく晩秋の頃。

『福寿楼』が存続の憂き目にあったのは過ぎし日のこと。

かつての賑わいを徐々に取り戻しつつあるその場所で、相も変わらず一癖も二癖もあるお客様達に日々、翻弄される従業員たち。

ただひとつ違うのは、ある青年が訪れたことだった。


全体感想


ゲームの詳細

このゲームは『ゆのはなSpRING!』のファンディスクです。

冒頭に回想シーンがあるので単独でもプレイ可能ですが、出来れば先に本編をクリアしてからプレイして下さい。


内容は『AFTER STORY』『IF STORY』『ANOTHER STORY』の3つに分かれています。

本編後の2人が描かれた『AFTER STORY』がメインで、『IF STORY』『ANOTHER STORY』はオマケ程度の内容です。

前作で攻略対象だった4人は3種類全て、前回隠しキャラだった梅ノ介さんは『AFTER STORY』のみ、新キャラと前回登場した泉さんの兄である高之さんは『ANOTHER STORY』のみ、そして金ちゃんの弟である銀ちゃんが『IF STORY』のみ攻略対象です。


まず『AFTER STORY』についてですが、3章構成でエンディングは2つずつあり、選択肢は5つしかありません。

そして1度クリアすると『チャプタージャンプ』で好感度を調整して途中から始められるので、攻略自体は本当に簡単でした。

選択肢ジャンプがないので、2回目は普通にスキップするのがちょっとだけ面倒でしたが。


『IF STORY』と『ANOTHER STORY』についてですが、2つとも短い内容ですし、『IF STORY』は銀ちゃんの感想、『ANOTHER STORY』は新キャラと高之さんの感想のところに記載したので、ここでは省略します。


感想

凄く好きな作品なのですが、気になった点が2つあり、1つ目は『AFTER STORY』のED1が全員ほぼ同じ展開だったことです。

内容的にしょうがないのかもしれませんが、好感度が低い場合に発生するED2の方が糖度も高く、個性があり、個人的には好きでした。

そして2つ目は、今回追加された新キャラがあまり魅力を感じなかったので、両方合わせてオススメ度を-1しましたが、今回はファンディスクなので糖度も高く、主人公とイチャイチャするキャラクターたちを堪能出来るので、前作をプレイした方は、是非手に取って欲しい作品です!


余談ですが、このゲームはスタート画面でコマンドを選んだ時に、ランダムで誰かが一言喋るシステムボイスがあるのですが、『続きから』を選んだ時の泉さんの「お帰りなさ〜い。ご飯にする?お風呂にする?それとも僕?」というセリフだけで、このゲームを購入した価値があったと個人的には思っています(笑)


片桐金太郎(CV:KENN)


キャラクター

主人公の幼馴染。

すべてはお客様のために!がモットーの番頭見習い。

アフターパートでも変わらず『福寿楼』の番頭見習いとして奮闘中。


AFTER STORY 内容

幼馴染で初恋同士の金太郎と主人公は、結婚を約束し、いつまで経っても初々しい2人の様子を福寿楼のみんなが温かく見守っていました。

結婚の準備が進んでいるある日、福寿楼を訪れた金太郎の弟である銀次郎の様子がいつもと違っていることに気付いた2人。

金太郎と銀次郎は2人きりの家族で、金太郎たちの両親が亡くなった際に、銀次郎はおじさんの家に引き取られ、金太郎は福寿楼に住み込みで働くことになりましたが、銀次郎が遊びに来て、兄弟の時間を過ごしても、当時小学生だった銀次郎は「寂しい」とは決して言いませんでした。

そんな銀次郎を見ていた金太郎は、銀次郎が自分の心に蓋をし、我儘を言わなくなってしまったことをずっと気にしていました。

一方銀次郎は、金太郎と主人公が結婚することを心から喜んであげたいのに、自分一人だけ置いていかれるような気持ちになっていて …… 。


感想

金ちゃん相変わらず初心で可愛すぎて鼻血が出そうでした。

KENN様のこういうキャラは最高ですね!


AFTER STORYの内容は、金ちゃんと銀ちゃん、そして主人公についてです。


金ちゃんと銀ちゃんは2人きりの家族なので、金ちゃんは昔から我儘を言わない銀ちゃんのことを心配している。

銀ちゃんは、両親が亡くなってから金ちゃんも悲しかったはずなのに、弱音を吐かなかった金ちゃんを尊敬し、さらにいろいろな道があったのに福寿楼で働くことを選び、おじさんに金銭面での負担を極力させないようにしている金ちゃんのことを格好良いと思っている。

ですが、今回金ちゃんが主人公と結婚することによって、銀ちゃんは自分の家族がいなくなってしまうのではないかと心配しちゃうという話でした。

さらに、銀ちゃんの初恋の人が主人公だと分かり、ちょっとだけ金ちゃんが心配するという可愛い場面もありました。


前回もそうでしたが、金ちゃんは主人公のことが大好きだけど、初心でなかなか甘い雰囲気にならないんですが、それが逆に金ちゃんらしくて凄く良くて、甘いセリフをペラペラ言うのは金ちゃんらしくないし、でも素直に気持ちを伝えないと、またすれ違いになっちゃうから、思っていることを頑張って言葉にする。

金ちゃんには宏太くんとは違った不器用さがあり、弟の銀ちゃん曰く、金ちゃんはしっかりしているように見えて抜けているところがあり、頑固でなかなか素直になれなくて、自爆するタイプなので、みんなに揶揄われるなど、笑える展開を堪能するルートだと思います。


金ちゃんなので、甘さは控えめかもしれませんが、やはり福寿楼として一番しっくり来るのは、金ちゃんだと思います!

個人的には一人で妄想して動揺したり、照れて狼狽えたり、可愛く拗ねたり、かと思えば男らしく筋を通す金ちゃんが大好きです。


  • オススメのセリフ

大体な、恋人との感動的な再会だってのに、お前はドライすぎる!

おれは寂しくて、ことあるごとにお前は今何してんのかなーとか思ったり。

お前が好きそうな雑貨とか、お菓子を目にするたびにお前のこと考えてたのに!

お前は全然、まったく、これっぽっちもおれのこと思い出したりしてねえんだろ。


佐伯宏太(CV:石田彰)


キャラクター

『福寿楼』の二番板前。

板長が認める実力の持ち主で、様々な料理に精通しており、研究熱心。

アフターパートでも変わらず『福寿楼』の板前を務めている。


AFTER STORY 内容

東京の店で腕を磨き、福寿楼に戻って来た宏太は、主人公と婚約をし、心を込めた料理を作る日々を過ごしています。

ある日、イギリスで生活をしている宏太の姉の雛子が、主人公たちに挨拶をするために福寿楼を訪れます。

しかし雛子が突然福寿楼へやって来たのには訳があり、いずれ女将になる主人公を宏太が支えることが出来るのか、自分の夢を捨てて主人公のために福寿楼に戻ったのではないかと、宏太の本当の気持ちを確認するためでした。

そんな中、板長である春二郎の様子がいつもと違い、最近寂しげな顔をすることが多く、身体が痛いと言っていたことあり、主人公たちは春二郎が引退を考えているのかもしれないと考えて …… 。


感想

スタート直後のセリフにも関わらず「婚約者らしいことをしてほしいんだろう?」で鳥肌が立ちました!

やはり私は石田さんの声が大好きです!


AFTER STORYの内容は、宏太くんの成長と、宏太くんの姉である雛子さんについてです。


雛子さんが福寿楼を訪れたのには訳があり、仲の良い旦那さんと夫婦喧嘩をして1人で宏太くんのもとを訪れたのですが、結婚は好きなだけじゃ駄目なので、宏太くんと主人公の結婚についての覚悟や気持ちを確認するという話です。

その他に、宏太くんと板長である春さんとの師弟関係の話もあります。


宏太くん編の内容は先が読めるので、見どころはお姉さんに揶揄われて動揺する可愛い宏太くんと、主人公やみんなの前でストレートに気持ちを伝えるという天然な部分です。

なので、内容より宏太くんの可愛いところを堪能するルートだと思うといいかもしれません。


特に私は、雛子さんが宏太くんの子供の頃のことを暴露したり、『清峰閣VS福寿楼。若女将のキッスを賭けた、宏太の死闘編』という例の戦いのDVDを持って来ていたり、宏太くんが雛子さんに揶揄われて狼狽している様が好きでした!

主人公もそんな宏太くんのことを「可愛い」と言っていましたし。


宏太くんは他のキャラより甘さが低いかもしれませんが、誠実さではぶっちぎりで宏太くんだと思いますし、今回は婚約者という立場なので前作よりも2人の距離が近く、主人公のことを押し倒したり、宏太くんなり?に頑張っている内容なので、石田ファンの私はスタート直後からドキドキしっぱなしでした。


  • オススメのセリフ

これが俗に言う、好きな子ほどいじめたいというやつじゃないのか?

こんなことを言ったりしたいと思うのは、お前だけだ。

それに …… お前が言ったんだ。

もっと甘えてくれていい、と。

こんな俺は …… 嫌いか?


泉高平(CV:木村良平)


キャラクター

ライバル旅館『清峰閣』の支配人。

あまりにも『福寿楼』に顔を出し過ぎて、本当に働いてるの?説が浮上中。

アフターパートでは『福寿楼』の常駐コンサルタントを務めている。


AFTER STORY 内容

福寿楼の常駐コンサルタントになった高平は、主人公のミスをサポートしたり、お客様に誘われても臆することなく自分の気持ちを言い切って、お客様の事も考えている行動に、主人公は常々頭が上がらないと感じていました。

ある日、高平は真面目な顔をして、二週間程度清峰閣に戻らなければいけなくなったことを主人公に告げます。

しかし、いつの間にか高平がいることが当たり前になってしまった主人公は、仕事が思うようにいきません。

高平が自分の傍にいることを選択してくれたから寂しくなかったし、その選択をしてくれなかったら自分たちは今も敵同士だったかもしれない。

今の幸せが何の上に成り立っているのか、改めて感じて …… 。


感想

またカーテン!意味わからないですよね。すみません。

なぜか私の好きなキャラクターは、どのゲームでもカーテンが好きな傾向にあるらしいです(笑)


AFTER STORYの内容は、泉さんが主人公を頼らないことについてです。


前作の最後も、泉さんは1人で福寿楼の常駐コンサルタントになることを決めて会社に掛け合ったし、ここぞという時に主人公を頼らない。

そんな泉さんに、主人公はもっと自分を頼って欲しいと思うという話です。


泉さん編は、内容云々より、甘々な2人のやりとりと、泉さんのウザさとたまに見せる色っぽさを堪能するルートだと思います。

何たって良平さんの声なので、スイッチが切り替わった時の破壊力は抜群ですよ!


基本的に泉さんは主人公に邪険にされてもめげずに話し掛け、怒られるとしょぼんとしてしまい、例えば「名付けて『泉高平のスペシャルオムライス、彩川峡から愛を込めて』だよ☆」とか、面倒臭くてウザい面があるのですが、でも、その何とも言えないウザさが癖になるというか、ウザ可愛いというか、そういうところが魅力的なキャラクターだと思います。

主人公も言っていましたが、泉さんがたまに見せる子供みたいな無邪気な笑顔が本当に素敵なんです。


そして、このゲームの主人公は基本的に泉さんのことをスルーするのですが、そんな主人公がたまに素直になるので、そのデレの時に泉さんはいつもやられてしまい、さらに主人公のことが好きになるという、2人のイチャイチャを堪能するFDらしい内容でした。

さらにネタバレしちゃいますが、泉さんと主人公が一緒にお風呂に入るシーンは、このゲームで一番の糖度と破壊力だと思うので、良平さんファンの方は絶対にプレイして欲しい、買って損はない作品だと思います!


  • オススメのセリフ

でもオムライスを食べるのは口だけにしないと。

こういう事。

頬にケチャップがついてたよ?

ふふ。今度はキミがケチャップみたいに真っ赤になっちゃったね?


葛城直昌(CV:杉山紀彰)


キャラクター

『福寿楼』の新人部屋係。

臨時女将の手ほどきを受けて立派な部屋係目指して勉強中。

アフターパートでは父の会社を継ぐ為に東京で働いている。


AFTER STORY 内容

東京にある葛城ホールディングスのグループ会社に就職した直昌と、福寿楼の若女将兼デザイナーとして働く主人公は、遠距離恋愛の真っ最中。

ある日、直昌の父である清隆から福寿楼に電話があり、主人公がまだ20歳そこそこで若女将をしていることを鼻で笑い、直昌に「旅館の若女将に現を抜かしていないで、すぐに帰ってこい。お前には跡取りとしてやるべきことがあるだろう」と伝えるように言い、電話を切られてしまいます。

その後、直昌と清隆にわだかまりがあることを知った主人公は、以前お世話になった直昌の祖父である秋芳に電話をかけてみると、直昌には清隆が勝手に決めた婚約者がいて、秋芳や直昌も驚いているが、直昌を信じて欲しいと言われ …… 。


感想

直昌くん、嫌いじゃないんですよ?嫌いじゃないんですけど …… う〜ん。

ファンディスクなのに、むしろ前作の方が良かったような気がするのですが、プレイされた方はどうでしたか?


AFTER STORYの内容は、葛城ホールディングスの御曹司である直昌くんと、主人公の未来についてです。


福寿楼で働いていた直昌くんですが、今は東京に戻り、葛城ホールディングスの関連会社で働いていて、主人公は福寿楼の若女将とデザイナーの二足の草鞋を履き、遠距離恋愛中の2人。

そろそろ将来のことを考えていますが、直昌くんと父親はわだかまりがあり、さらに直昌くんの父親は主人公のことを嫌っているので、色々な障害が出て来て、それを周りの人に助けられながら解決していくという展開です。


要は、直昌くんの父親は、将来葛城ホールディングスを継ぐことになる直昌くんと、主人公のことを試しているという話なのですが …… 。

ネタバレすると、主人公は福寿楼の若女将を辞めて、直昌くんと生きることを決断するのですが、そこがちょっと気になってしまったんです。

直昌くんは御曹司なのでそういう展開しかないのかもしれませんが、せっかくみんなで頑張って来た福寿楼を捨てるという決断に、ファンディスクなのに微妙な気持ちになってしまいました。

もちろん理解は出来るのですが、これだけプレイしていると、大なり小なり福寿楼とそのメンバーに思い入れが出て来てしまうので …… 。


ですが、今回も直昌くんはドジっ子気質な部分と、仕事が出来る男性の部分、さらに主人公に甘える可愛い部分を持っているので、キャラクターとしては素敵でした!

今回も杉山さんの声のおねだりのセリフは破壊力満点でしたし。


なので、直昌くんが好きな方はドキドキ出来る展開だと思いますが、他のキャラが好きな方は微妙になってしまうかもしれません。


  • オススメのセリフ

誰かのために何かをする喜びを教えてくれたのは、誰でもない彼女です。

彼女に出会っていなかったら、僕はここまで仕事を頑張れていません。

きっと、ただあなたのいいなりになる腑抜けた人間になっていたはずです。

僕には彼女が必要なんです。


香賀梅ノ介(CV:津田健次郎)


キャラクター

福寿楼の宿泊客。

とある事情から『福寿楼』から遠のいていた常連客。

アフターパートでは『福寿楼』の経理担当を務めている。


AFTER STORY 内容

梅ノ介が福寿楼の経理として働き始め、主人公にプロポーズをしてから暫く経ち、将来福寿楼の若旦那になる梅ノ介の顔見せも兼ねて、お得意様へ挨拶に行くなど、結婚の準備も着々と進んでいました。

そんなある日、主人公は梅ノ介が電話で以前勤めていた会社の同僚から「戻って来て欲しい」と誘われているのを聞いてしまいます。

電話の会話の中で、梅ノ介は「昔の仕事が好き」と言っていたし、自分と結婚することで梅ノ介を福寿楼に縛り付けてしまうのではないか、福寿楼に来て後悔していないか、と主人公は急に不安になってしまい …… 。


感想

前作で散々文句ばかり言ってしまった梅ノ介さんですが、今回はAFTER STORYということもあり、胸焼けしちゃうほど甘かったです!

そしてやはり津田さんの声というのが重要でした。


梅ノ介さんはAFTER STORYのみで、梅ノ介さんが以前の仕事を辞めて福寿楼に来たことについてです。


梅ノ介さんは以前勤めていた会社を辞めて今は福寿楼の経理をしていますが、主人公はそのことで梅ノ介さんが福寿楼に来て後悔していないか不安になってしまいます。

一方梅ノ介さんは主人公にベタ惚れなのですが、主人公のよそよそしい態度の原因が分からないので微妙な距離感になってしまいます。

このゲームの主人公は辛いことを我慢しちゃうタイプですが、何かあると周りは深く追求せず、優しく見守っている良い人たちばかりで、今回は七緒ちゃんや宏太くん、そしてお客様のおかげで事なきを得るという展開です。


梅ノ介さんは前作同様、主人公を甘かしていて、主人公が男性のお客様に絡まれているのを助けたり、かと思えば自分が働いていなかった頃のことでヤキモチを妬く可愛い面と、主人公が自分のお願いを断り辛いということを分かっていておねだりするようなズルイ人なんです!

主人公も年上の優しい男性ということでメロメロになっているのですが、女性のお客様が梅ノ介さんにキャーキャーしているのを目の当たりにして、梅ノ介さんの素敵さを再認識するという、のろけまくりな内容でした。


ただ胸焼けするほどの糖度でしたし、これぞFDという内容だったのですが、個人的には前作のイメージが払拭しきれていなかったこともあり、津田さんの甘いセリフでニヤニヤしてもそのレベルで、ロードする時にランダムで再生される泉さんのセリフの方がドキドキしてしまったという …… 。


梅ノ介さんは主人公を甘やかしまくるタイプなので、以下のセリフでドキドキ出来れば大丈夫かもしれません。


  • オススメのセリフ

知ってた?

ゆのはさんって、キスした時すごく可愛い顔するんだよ。

…… そんなの、他の誰にも見せたくないからね。

だからゆのはさんも、私以外の人の前でそんな顔しちゃ駄目だよ?


二葉爽一郎(CV:西山宏太朗)


キャラクター

主人公のもう一人の幼馴染。

金太郎の前の番頭である二葉喜助の孫で、とある理由から福寿楼へと訪れることに。


感想

爽一郎くんは表紙に金ちゃんと描かれているので凄く期待度高かったのですが、正直期待はずれでした。


まず爽一郎くんは、ANOTHER STORYのみの登場し、爽一郎くんは、金太郎の前の番頭の孫で、主人公と金太郎の幼馴染。

今回久し振りに引退した祖父の代わりに福寿楼の様子を見にやって来て、金ちゃんと番頭の座と主人公のことを争う話です。


子供の頃から主人公、金ちゃん、爽一郎くんの3人で一緒に遊んでいましたが、なぜか主人公は爽一郎くんのことを思い出せないんです。

爽一郎くんは昔から主人公のことが好きで、金ちゃんと2人で主人公のことを取り合っていて、今回戻って来て主人公にアプローチするという幼馴染では王道の展開です。


で、期待度満点でプレイしたのですが、ANOTHER STORYのみなので、早送りしないで1時間掛かったかどうかという短さでした。

そして内容も、主人公が昔のことを覚えていないのと、短い中に昔の記憶が少ししか描かれておらず、爽一郎くんの魅力が活かされないまま終わってしまったという印象です。

同じ幼馴染でも金ちゃんは前作で色々ありましたし、私は金ちゃんが好きなのでドキドキ出来なかったというのもあるかもしれません。


見た目も素敵で何でも器用にこなせる爽一郎くんでしたが、もし爽一郎くん目当てで購入される方は、凄く短いことを覚悟した上で購入された方がいいと思います。


  • オススメのセリフ

言ったよね?まだ諦めてないって。

番頭の座も、ゆのはのことも。

番頭の座はちょっと遠そうだからさ。

ゆのはの方から先に勝ち取ってみせるよ。勿論、俺の圧勝でね?


片桐銀次郎(CV:山下大輝)


キャラクター

金太郎の弟。

兄が福寿楼に住み込みで働いているため、別々に暮らしている。

長期休みの時などに福寿楼へ訪れている。


感想

まさか銀ちゃんの大きくなった姿を見ることが出来るとは!

IF設定、凄く良かったです。


まず銀ちゃんは、IF STORYのみの登場し、福寿楼の慰安旅行に同行し、主人公と一緒に過ごす話です。

そして銀ちゃんがまだ小学生ということもあり、その時点では可愛い弟のような存在ですが、最後に大きくなった姿を見ることが出来ます。


ということで、銀ちゃんに関しては、ラストでちょっと甘い展開になるだけで、あくまでお姉ちゃんと弟のような感じでした。

主人公が銀ちゃんを弟のように可愛がり、銀ちゃんも主人公のことが大好きだけど、自分は小学生だから他の大人たち?には敵わないので、子供を武器にして主人公と一緒にいるという。

一方の大人たちは、銀ちゃんが主人公に『あーん』をしてもらったり、旅館の部屋割りで主人公と銀ちゃんが同じ部屋だったり、そういうのにヤキモチを妬いていましたが(笑)


内容自体は物凄く短いですが、本編の時から銀ちゃんは格好良い青年になるだろうと思っていたので、それを見ることが出来ただけで満足です!


  • オススメのセリフ

子供扱いは、もうおしまい。

僕も、【子供】を武器にするのはもうやめる。

ね、だから …… 。

僕自身を見てよ、ゆのは。


泉高之(CV:三浦祥朗)


キャラクター

高平の兄。

非常に真面目で、のらりくらりした弟によくイライラしている。

高平との兄弟仲はあまりよくない。


感想

高之さんを攻略対象にしてくれたオトメイトさん、ありがとうございます!

あの見た目と三浦の声の組み合わせ。

いい意味で裏切られました!


高之さんは泉さんの兄であり、泉グループの社長で、今回はANOTHER STORYのみ登場します。

内容は、人気アイドルがこっそり福寿楼を訪れ、主人公はファンに見つからないように観光を楽しんでもらおうと考えます。

しかしアイドルと二人きりだと騒ぎになってしまうので、高之さんに同行をお願いします。

そして高之さんは、泉さんが福寿楼に行きたがる理由や、若女将である主人公の噂のおもてなしがどんなものか興味があるので、誘いを受けるという話です。


確か前作は、泉さんの時に少しだけ出てきたキャラクターだったと記憶していますが、今回は短い内容とはいえ高之さんの魅力全開で、スマートな大人らしい対応をする高之さんを堪能出来て本当に良かったです!

さらに、高之さんが怖そうに見える見た目のことを気にしていたり、愛想笑いが出来る泉さんと比べて落ち込んだりと、可愛い面も見ることが出来ましたし、何より三浦さんのあの声でのキュンキュンするセリフがとっても素敵です!


と、べた褒めしてしまった高之さん編ですが、物凄く短い内容なので、もし次回作があるのであれば、もう少し長い内容を希望します!


  • オススメのセリフ

ここに滞在している間、あなたには随分と刺激をいただきましたからね。

向こうに戻ったら、些か物足りなくなるのではと。

もしかしたら、またすぐにここに来てしまいたくなるかもしれませんね。

ゆのはさん、あなたの顔を見に …… 。


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