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ネタバレレビュー

2017/04/06
Written by madoka

※セリフやイベント等のネタバレが含まれますので、読まれる際は注意して下さい。

ストーリー

時は大正。

星稜院に入学して、一年が経とうとしていた春。

主人公はある噂を耳にする。

星稜院のどこかにある百年に一度咲く桜、百年櫻。

花が開いたとき、その下で願いを唱えると桜の精霊が叶えてくれるという。


言霊使いの主人公の願い。

それは今は亡き西嶋の最期の言葉を六月一日に届けること。

言霊では叶えられない願いを叶えるため、百年櫻を探すことに。


事件でパートナーを組んだ彼とは恋人同士。

恋人や仲間と共に百年櫻を見つけることが出来るのか。

そして、桜の季節の先 …… 、主人公が得るものとは?

今、百年に一度の桜の季節が始まる ――― …… 。


全体感想


ゲームの詳細

この作品は『大正鬼譚』のFDです。

内容は、西嶋院長が亡くなり、六月一日先生が院長になったところから始まり、前回語りきれなかった部分を補足するものになっているので、先に『大正鬼譚』をクリアしてからプレイして下さい。


ゲームの詳細やシステムについては前作とほぼ同じなので省略しますが、今回はFDなので、パートナー ENDのところが櫻 ENDになりました。

スチルは前作より崩れが多く、特に栗原先生は、立ち絵でも格好良い時とそうでない時があり、ちょっと残念な印象です。


キャラクターについて

攻略対象ですが、前回の6人に栗原先生が追加されました。

生徒たち5人をクリアすると、六月一日先生が解放され、六月一日先生をクリアすると、栗原先生が解放されます。


感想

今回一番注意すべき点は、前作のエンディングが無かったことになっていることです。

主人公はある職業を目指すので、それによりキャラクターによっては前作のエンディングと内容が変わっていました。

なぜその職業に固執しなければならないのか、前作のエンディングではダメだったのかと、個人的には不満は残りますが、今回はBEST ENDの他に、IF設定のようなエンディングもありました。


ストーリーにも記載されている通り、今回は六月一日先生と栗原先生がメインなので、2人を攻略したいという方にオススメですが、生徒たちの内容は薄めなので、生徒たち目当てで購入するには注意が必要です。

FDというには甘さが控えめで、続編というには中途半端なので、パラレル作品だと思うと楽しめるかもしれません。

 


千寿院司郎( CV:鳥海浩輔 )


キャラクター

『主』の素質を持つ華族。

文武両道・眉目秀麗・頭脳明晰と、欠点がない。

常に優しげな印象で、教師や生徒からの信頼も厚い優等生。

主人公にとって、幼少時に別れたきりだった幼馴染と同姓同名で気に掛かる相手。

浅ヶ谷内とは従兄弟。


内容

卒業後に国の行政機関に勤めることが決まっている千寿院は、六月一日から卒業の許可をもらうだけですが、主人公はまだ進路も決まっておらず、2人の将来のことを考えると、身分が釣り合っていないこともあり、障害も多く、特に千寿院の父親に認められるかが問題です。

ある日、千寿院と主人公は久しぶりに街へ出掛け、星稜院へと帰って来ると、なぜか千寿院の父親が星稜院を訪れ、帰るところに遭遇します。

主人公は千寿院の父に挨拶をすると、千寿院の父は意に介す様子もなく千寿院に話し掛け、契約している鬼を呼び出すように言いますが、千寿院は「今はいません。後日紹介しますので、またそのときに」と嘘をつき、千寿院の父はそのまま帰って行きます。

主人公は、険悪な雰囲気と、普段とは違う様子の千寿院に胸騒ぎを覚え、なぜか良くないことが起こるような気が、漠然として ――― 。


感想

今回も千寿院さんより浅ヶ谷内さんに惹かれてしまう私って …… 。

もう好みの問題なので、しょうがないですよね!


内容は、千寿院さんの父親について。

前作で鬼の強さを認めることが出来た千寿院さんですが、今回は千寿院さんの父親が登場し、千寿院さんのことを駒のように扱い、千寿院さんと主人公の関係を終わらせようと画策するという話です。

そして今回も浅ヶ谷内さんがかなり重要なポジションでした。


まず、前作のBEST ENDでは同じ職場で働くことになった2人ですが、今回はなぜか違うエンディングになっていました。

一応千寿院さんが卒業し、主人公も卒業を目指すというところは同じなのですが、どうやら主人公は他の職業に就きたいと考えているようなので、こちらはパラレルと思った方がいいのでしょうか?

そして2人のその後ではなく、千寿院さんの両親についてが詳しく描かれていました。


で、今回は千寿院さんの父親が千寿院さんと主人公を別れさせようと色々な策に出るのですが、その中の一つが浅ヶ谷内さんなんです!

最終的には浅ヶ谷内さんと主人公は友人関係を築くのですが、私は千寿院さんより浅ヶ谷内さん派なので、浅ヶ谷内さんの心の葛藤や優しさが気になり、しかも浅ヶ谷内さんが絡むエンディングも追加されたので、微妙な気持ちのまま終わってしまいました(T△T)


ただ、千寿院さんと鬼達の関係や、千寿院さんの素直になれない上から目線は今回も健在なので、前作で浅ヶ谷内さんより千寿院さん派だという方なら、十分楽しめる内容だと思います!

それにしても、鳥海さんの声はいつ聴いても色気たっぷりで凄まじい破壊力でした(〃ω〃)


  • オススメのセリフ

そんなことは考えるな!君は …… 、君は僕を信じて、僕だけを見ていればいいんだ!

身を引くなんて、馬鹿なことを言うつもりじゃないだろうな? …… 駄目だ、君が諦めるようなことを言うのは許さない。

君は僕のものだ …… 。誰が何と言おうと …… 、絶対に手放すものかっ。

 


浅ヶ谷内明史 ( CV:関智一 )


キャラクター

『主』の素質を持つ。

キザな仕草や言動がよく似合い、女生徒に人気がある。

人間であるのに魔性まで持っているのか、周囲には常時取り巻きがいて、その人気は行く先々で人だかりができる程。

千寿院の従兄弟。


内容

ある日の保健室で結婚の約束をした浅ヶ谷内と主人公は、休暇中に浅ヶ谷内の実家に向かい、浅ヶ谷内の父に挨拶をしますが、浅ヶ谷内は優しい雰囲気の父に対し「俺はこの子じゃないと駄目だと思っているよ」とはっきりと言い、その声は硬く、親子の団欒とは程遠い、妙な緊張感に。

その後、1人残された主人公は、迎えの時刻が来たので玄関へ向かいますが、その途中で浅ヶ谷内が父親と言い争っているのを聞いてしまいます。

その内容は、浅ヶ谷内の父が浅ヶ谷内家のために縁談を進めているというもので、浅ヶ谷内は主人公以外と結婚したくないと言い張っていました。

浅ヶ谷内邸を出た後、主人公は浅ヶ谷内が急に結婚などと言い出したのは、縁談の話があったからだと気付き …… 。


感想

浅ヶ谷内さん …… というか、関智一さんの「飲む」が可愛くて可愛くて ――――――ヾ(≧∇≦*)ゝ

普通のセリフなのに「おっ!」と思わせる、こういうところがさすが関智さんです!


内容は、千寿院家と浅ヶ谷内家の関係について。


本家である千寿院家は代々主を抱え込み、浅ヶ谷内家は千寿院家で不要になった主の素養のない者が集まります。

ではなぜ主の素養のある浅ヶ谷内さんは、千寿院家に受け入れられず、浅ヶ谷内家に受け入れられたのか?

そしてなぜ浅ヶ谷内家の当主に厄介払いされたのかなど、浅ヶ谷内さんの家の話がメインでした。


確か前作では主人公も浅ヶ谷内さんと同じ大学を目指すエンディングだったと思いますが(曖昧ですみません)、今回の主人公は他の職業に就くので、千寿院さん同様にパラレルと思った方がいいのでしょうか?

何だか先にクリアした千寿院さん編と被っていることが多いのですが、浅ヶ谷内さんは優しいので、主人公と結婚するために自分を犠牲にしようとしているという内容で、浅ヶ谷内さんの父親や浅ヶ谷内家の当主についてが詳しく描かれていました。


実は浅ヶ谷内さん編は、オススメのセリフが無いのではないかとかなり焦っていたんです(ノД`;)

今回も浅ヶ谷内さんは、格好付けようとして格好悪いところが可愛くて魅力的なのですが、主人公の方が男らしいというか、潔いというか、そういうセリフが多く、浅ヶ谷内さんもそんな主人公に惚れ直すという場面が多いので、意外とキュンキュンするセリフが少なかったというのが理由です。


なので甘いシーンは少ないかもしれませんが、私は格好悪い本来の浅ヶ谷内さんや、浅ヶ谷内さんと嶽屋さんの絡みが好きなので、最後まで楽しくプレイすることが出来ました!

そして今回も関智さんの優しい声を十分に堪能出来ました(♡∀♡)


  • オススメのセリフ

俺には …… 、母に関する記憶はほとんどありません。だから、それは母のことを誰よりも覚えているあなたが持っていてください。

あなたが俺の母を大切に思うように。俺には、何に代えても守りたい人がいます。

その人を守るので精一杯なので、母を思い出す余裕なんてないんです。

 


相馬出流( CV:近藤隆 )


キャラクター

水鬼(みずおに)。

口数が少なく、何を考えているのか分かりづらい。

好物が不足すると行動不可能になってしまうなど、極端なところがある。

桂木の従兄妹であり、伊沢の幼馴染。


内容

相馬と主人公は契約をしているので、卒業条件は満たしていますが、主人公はやりたいことが見つからず、2人で具体的な話はしていません。

ある日、相馬は創立記念休暇を利用し、主人公を家族に紹介したいと言うので、主人公は相馬たちの帰省に同行し、相馬の実家に向かいます。

その夜、主人公は相馬を探していると、庭で相馬と伊沢が話しているのを目撃しますが、相馬は父親に呼び出された際に主人公とのことで何か言われたらしく、元気がない様子で、伊沢が慰めているところでした。

その後、相馬と主人公は二人きりになりますが、主人公の名前を呼ぶ相馬の顔は酷く苦しそうで、いきなり主人公を抱き寄せ、唇を重ね、「すまない」と再び口付し、結局父親に呼び出された内容や、口付けの理由を聞くことは出来ず …… 。


感想

今回も甘え上手な相馬さんが可愛くて ――――――ヾ(≧∇≦*)ゝ

前回もそうでしたが、私は相馬さんが一番好みです(♡∀♡)


内容は、相馬さんの将来について。

本契約の際にずっと一緒にいると誓った2人ですが、相馬さんは鬼としてだけじゃなく、一人の男性として、主人公と共にありたい。

少しずつ将来について考えている時に、相馬さんは父親から将来について指摘され、主人公は華族の一人娘だから身分も違うし、将来の見通しも立たない男性と一緒になることは許される訳がないと、焦ってしまうという話で、そういえば前作の相馬さんルートで将来について何も描かれていなかったと思い出しましたが、今回は相馬さんが将来についてどんなふうに考えているのかが描かれていました。


そして、他に創立記念パーティーでいつものメンバーと『椿姫』の演劇をやることになるのですが、『椿姫』は悲恋なので、主人公と相馬さんの関係と『椿姫』を重ねるという、他のキャラクターとは違った内容もありました。


で、あくまで私の場合ですが、相馬さんルートでは将来の話より『椿姫』の演劇の方が気になってしまいました。

もちろん、2人の将来のことについてがあるからこその演劇なのですが、相馬さんは普段無口で表情が変わらないので余計に素敵に見えましたし、嶽屋さんや伊沢さんが最初は全然演技が出来ないところも面白かったので、『椿姫』をもう少し詳しく見ていたいと思ってしまったんです。

他のキャラクターのルートでは、こんなにみんなが出てくるオマケの内容はありませんでしたし。


なので、相馬さんルートは前回と同様に、内容というよりも相馬さんの素敵さとみんなでワイワイやるところを楽しむルートなのかなと思います。

そして内容が薄くても今回も素敵に感じてしまう相馬さんって、ある意味最強な気がします。


  • オススメのセリフ

…… 元気になったな。おまえは、ずっとそうしていてくれ。俺が見ていないところでも、笑っていろ。

もし泣くなら、俺の前だけで泣け。我慢はするな。

何がだ?構わない …… 。

どんなものでも、おまえからもらう言葉や感情に、嫌なものはないからな。我慢せずに、全部俺に伝えてくれればいい。

 


伊沢臣( CV:森久保祥太郎 )


キャラクター

火鬼(ひおに)。

明るく快活な性格で、面倒見がよく、兄貴肌の頼れる存在。

料理上手で主人公達にも振舞ってくれる。

相馬の幼馴染。


内容

伊沢はいつも主人公を優しく助けてくれるので、主人公は頑張ろうという気持ちになり、実現することが出来ている。

主人公も同じように伊沢の助けになりたいと思いますが、菓子職人になって店を持つという明確な夢を持つ伊沢を前にして、夢がない自分では、隣にすら立てていないように感じ、せめて伊沢の役に立てる何かをやりたいと考えるようになります。

ある日、伊沢が六月一日から「創立記念パーティーに用意する菓子を作ってもらいたい」と依頼され、主人公は伊沢の菓子をたくさんの人に食べてもらえるし、評価をもらえるチャンスだと嬉しくなりますが、伊沢はどこか歯切れが悪く、好機として受け取っていないようで …… 。


感想

伊沢さんは今回も優しくて癒されました(๑❛ᴗ❛๑)

面倒見が良くて、料理が上手い人って素敵だと思いませんか?


内容は、本契約の際の誓いについて。

前作の本契約の際に「同じものを同じだけ返す」と約束した2人ですが、伊沢さんは主人公のことを思って仏蘭西に行きたいと言い出せない。

一方の主人公は、伊沢さんに頼りたいし、頼って欲しいけど、伊沢さんは主人公を頼ろうとしないので、契約の誓いが果たせていないのではないかと不安になってしまうという話で、今回は伊沢さんの姉も登場します。


まず、今作は前作の補足的な作品なので、伊沢さんが仏蘭西でお菓子の修行をしたいと考えていることや、主人公が伊沢さんについて行くというエンディングまで分かった状態でプレイすることになります。

そして伊沢さんの中では菓子職人になって店を持つという未来に主人公が組み込まれているので、伊沢さんがどの段階で将来のことを考えるようになったのかや、主人公の夢を応援したい気持ち、そして主である主人公と一緒にいる時の幸福感などが描かれていました。


今回も伊沢さんは自分のことより主人公のことを優先してしまうので、伊沢さんの優しさが逆に辛くなってしまうという本編同様の展開で、「ついて来てくれるか」と聞けない伊沢さんの気持ちや、創立記念パーティーの菓子作りを請け負うというポイントなどもありましたし、目標に向かって直向きに努力する姿勢も好きではあったのですが …… 。

補足的内容だったからか、それとも甘さが少ないからか、満足度は低いような気が?


伊沢さんは他のキャラクターのルートでもなんだかんだで主人公のことを気にしてくれている、頼れるキャラクターなので、個人的には、恋人というより面倒見が良いお兄ちゃん的ポジションが合っているような気がしました。


  • オススメのセリフ

主を持って、好きって言ってもらえて …… 。

同じだけじゃない、それ以上のものを返してくれる主に出会えて、俺はすげえ幸せもんなんだなって思った。

もし、この先。自分達の夢を追いかける過程で、道が離れることがあったとしても …… 。

あんたは俺のもので、俺はあんたのもので …… 。そうやって、やっていけるよな?

 


嶽屋宗次( CV:吉野裕行 )


キャラクター

風鬼(かざおに)。

大変な負けず嫌い、かつ努力家。

背が低いことがコンプレックスであり、そのことに触れられると烈火のごとく怒り狂う。

気は強いが、好意を向けられたり相手を褒める言葉を口にするのが苦手という、素直になれない気質でもある。


内容

軍人への道を着実に進み、少しずつ大人になっていく嶽屋を見てきた主人公は、送り出す覚悟を固めていたこともあり、嶽屋から軍人になるために一時的に星稜院を離れなければならないことを告げられても、待っていることを笑顔で伝え、嶽屋も「必ずあんたを迎えに来る」と約束します。

その後、自分も目標を見つけ、星稜院を出て行きたいと考えた主人公は、千寿院や桂木から将来について聞いてみたりしていると、その夜、主人公の部屋に嶽屋が現れ、何か隠しているのではないかと問い質します。

しかし主人公は、夢や目標もない状態を嶽屋に知られたくないので言い出せずにいると、嶽屋は「俺は何でもあんたに話しているのに …… 、どうして!」と自分が主人公に信頼されていないことにショックを受け、諦めたように部屋を出て行ってしまい …… 。


感想

今回も嶽屋さんは可愛くて、たまに素直に笑う時の笑顔が最高でした!


内容は、鬼が契約している主の元を離れるということについて。

嶽屋さんは主人公と契約をしている鬼ですが、自分の夢を叶えるために、主人公の元を離れ、命の危険がある研修に行かなければならない。

鬼は主が寿命以外で死んでしまうと、はぐれ鬼になってしまうので、主の元を離れるということは、主の命を危険に晒すようなもの。

嶽屋さんは自分の夢を叶えたい気持ちと、主人公の傍にいたい気持ちで不安になっているので、主人公は本当は嶽屋さんに行って欲しくないけど、それでも夢を叶えて欲しいので、迷っている嶽屋さんの背中を押して送り出すという話です。


今作は前作の補足的な作品なので、嶽屋さんが荒波さんの元へ研修に行ってしまうことや、その後主人公を迎えに来ることが分かった状態でプレイすることになります。

そして前作では終盤に嶽屋さんがあっさり出て行ってしまいましたが、今回はそこまでの嶽屋さんの心の葛藤や、主人公がどう思って嶽屋さんを送り出すのかなど、2人の心理面が詳しく描かれていました。


で、個人的にあまり好きではなかった場面がありまして …… 。

2人で嶽屋さんの生まれ故郷に行き、嶽屋さんが幼馴染だという老人の孫の相手をする場面があるのですが、そこが物凄く微妙で。

人間と鬼の寿命が違うことをあえて表したかったのかもしれませんが、前作から分かっていたこととはいえ、老人と少年が幼馴染というところを目の当たりにし、そこまでは楽しい気持ちでプレイしていたのに、そこから意気消沈したままエンディングになってしまいました(T^T)


ですが、嶽屋さんは今回もみんなに揶揄われる可愛いキャラで、その後の2人も描かれていましたし、オススメのセリフの通り、嶽屋さんがずっと主人公のことを想っているはことが分かったので、余計にあの場面が残念だったなと思います。


  • オススメのセリフ

琴子 …… 。あんたは、俺のことを想ってくれているんだな。

あんたが俺を置いて先にいくときが来て …… 、たとえこの契約の印が消えたとしても。

俺があんたを愛する気持ちは、ずっと消えない …… 、約束する。

 


六月一日景一( CV:平川大輔 )


キャラクター

陰形鬼(いんぎょうき)。

星稜院の教師として教鞭を執りつつ、現在は院長も務めている。

教師としても鬼としても優秀だが、横柄な男。

秘密主義で自らのことは滅多に打ち明けようとせず、掴みどころがないような印象を受ける。


内容

六月一日と主人公は恋人同士で、互いを幸せにすると契約もしましたが、六月一日はあまり好意を口にせず、好きだと告げるのは主人公ばかり。

主人公は好きだと告げない六月一日を疑うつもりはありませんが、年齢や立場といったものだけではなく、千年を生きる大人の六月一日に比べると、何もかも子供なので、釣り合っていないと感じてしまうこともしばしば。

そんなある日、主人公は院長室の整理を手伝った際に、音無が西嶋の子供であることを知りますが、六月一日は2人が恋仲にあると思っていたため、音無に好意を告げられなかった過去があり、音無が生きている間に想いを伝えていれば、2人は恋に落ちていたかもしれない。

主人公はふとした瞬間に、六月一日がまだ初恋の相手である音無のことを好きなのではないか、同じ言霊使いである自分に音無を重ねているのではないかという意識が消えず、不安になってしまいます。


感想

やっぱりそうなりましたか!!!

私の心が狭いだけだと思っていましたが、主人公も私と同じ考え?で安心しました(´∇`)


内容は、六月一日先生と音無さんについて。

千年以上生きている六月一日先生は、子供の頃に音無さんのことが好きでしたが、想いを告げることはなかった。

主人公は先生と契約もした恋人同士ではありますが、先生が自分を通して同じ言霊使いである音無さんを見ているのではないかと不安になってしまうという話で、他に前作の事件の残党がまた事件を起こすというのもありました。


で、最初に書いたことに戻るのですが、前作のレビューで「その人と主人公が同じ能力ということもあり、先生は主人公とその人を重ねているのではないか」と記載したら、今回その通りの展開になって驚きました(º ロ º*)

前作の主人公は、初恋の相手を忘れられない先生を好きになったと言っていましたが、今回は六月一日先生が「まあ …… 。初恋は叶わねえもの、って言うからな」なんて意味深なことを言うんですよ(ノД`;)

もちろん先生は主人公のことが大好きだし、主人公と音無さんを重ねることはないのですが、それでも終始音無さんの話題が出てくることもあり、正直私は先生編をあまり楽しむことは出来ませんでした(T△T)


キャラクターとしては、今回も六月一日先生は俺様なままですが、たまに照れたり涙を見せたりと、色々な表情を見せるので、もう少し音無さん関係の内容が少なかったら、もっと楽しめたのかなと思います(T△T)


ですが、六月一日先生は千年前の話であっても、音無さんが自分の目の前で亡くなったことに対し、今でも責任を感じ、後悔が残っているんです。

西嶋院長が亡くなってしまい、先生が一人でそれを抱えているので、「西嶋院長の言葉を、西嶋院長の声で、六月一日先生に届けたい」と、百年に1度しか咲かない桜をみんなで探そうとする主人公に好感が持てましたし、内容的に今作のメインは六月一日先生なのかなと思います(๑❛ᴗ❛๑)


  • オススメのセリフ

琴子 …… 。馬鹿なことを言うんじゃねえ。

…… 俺はそんなことで気持ちを変えたりしねえよ。おまえにはそれが、伝わってねえのか?

これだけは信じろ。俺はおまえを主として選んだんだ …… 、俺のすべてを捧げるために。

おまえが好きだ。分からないのなら、何度でも言ってやる。好きだ …… 、琴子。

 


栗原千秋( CV:森川智之 )


キャラクター

養護教諭。

星稜院における、保健室の先生のような存在。

ざっくりとした物言いに、ラフな格好が特徴。

明るい性格で生徒から慕われている。

六月一日とは学生時代からの付き合いで、悪友。


内容

栗原は包容力があり、多くの生徒から慕われる養護教諭ですが、かつては六月一日と共に星稜院の生徒で、その頃に同じ星稜院の生徒と契約を結び、夫婦になり、その人が亡くなった現在も、誰とも契約をせず、古くて今にも破れそうな遺書を大切に手元に置いています。

ある日、主人公は六月一日に命令され、栗原と一緒に書類整理をしていると、栗原が百年櫻を探すほど叶えたい願いがあるのかと聞いてきたので、正直に「西嶋院長の言葉を、六月一日先生に届けたい」と言うと、栗原は真面目な顔で「 …… やめておけ」と言います。

最初は栗原が「思い出作りに百年櫻を探してみろ」と背中を押していたのに、その後も百年櫻を探す主人公に「そんなに探したいってんなら止めねえけどよ。がっかりするようなことになっても知らねえぞ」と、栗原の表情が百年櫻の話題になる度に陰るようになり …… 。


感想

あぁ。予想通りとはいえ、主人公が健気で泣きそうになってしまいました(T△T)

そして千寿院さんが大活躍で、可哀想なのか、おいしいのか …… いい味出しています!


内容は、栗原先生が百年櫻の話題になると寂しそうにする理由と、亡くなった奥さんについて。

主人公は百年櫻を探して願いを叶えようとしますが、なぜか栗原先生は主人公の願いを聞いてから寂しそうな顔をするようになります。

その後、2人は六月一日先生の手伝いを一緒にするうちに、栗原先生は他の生徒より主人公を贔屓し、主人公も栗原先生を意識し始めますが、先生は亡くなった奥さんのことをずっと思っているので、先生の口から奥さんの話題が出る度に、主人公は切なくなってしまうという話です。


要は、『めぞん一刻』みたいな感じだと思って下さい。

亡くなった奥さんとの思い出を大事にしている栗原先生を好きになってしまった主人公が、想いを伝えずにいるんですけど、そんな時、千寿院さん絡みの出来事がきっかけで、主人公の気持ちがハッキリと栗原先生にバレてしまうという流れで、他のキャラクターより切なさ多めで、お互いの気持ちの変化が分かりやすく描かれていました。


今回攻略対象になった栗原先生ですが、プレイしてみての第一印象は、『狡い』という一言に尽きると思います。

先生は寝言で奥さんの名前を言ったり、「見た目だけでも、少しでもあいつに追いつきたかったんだ」とか言ったりするんですよ(ノД`;)

そういうのを聞かされる主人公が本当に健気で、良い子なんです!

それでも主人公のことを贔屓する先生が本当に狡し、CVが森川さんなので、素敵さが倍増されていて、正直反則でした。


内容は『めぞん一刻』をご存知な方なら予想通りの展開で、目新しさはないかもしれませんが、栗原先生の包容力やフランクな感じがとっても素敵なので、プレイした方なら栗原先生の魅力にやられると思います!

私は相馬さんが一番好きですが、栗原先生目当てで購入されるなら、満足度が高いと思うのでオススメです(๑❛ᴗ❛๑)


  • オススメのセリフ

ここにはたくさんの優秀な主がいてよ、たくさんの生徒がこの保健室を訪れる。

先生、先生って慕ってくれて …… 。そんなこと今まで数え切れないくらいあったのに。

…… どうして、俺はおまえに特別なものを感じちまうんだろう。

…… これ以上ないくらいに失いたくないと思うものを、また失うのが怖い。それでも …… 、それでもやっぱりおまえのことが …… 。

 


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