ネタバレレビュー
※セリフやイベント等のネタバレが含まれますので、読まれる際はご注意下さい。
ストーリー
季節は夏。
深い森に囲まれた、避暑の里。古い洋館、緑の大樹、木漏れ日の山道、湖を吹く風 …… 。
偶然に訪れた喫茶店で出会った美しい少年たちと、神隠しの伝説。日常と隣り合わせの、静かな夢幻。
少女から女性へと移ろう年頃の主人公が、ある夏に出会う淡い恋と、不思議な出来事。
親戚からの依頼で、古い別荘を預かるため、森深い山郷にやってきた主人公。
彼女は、この忘れ去られたような静かな避暑地で、短い夏休みを過ごすことになります。
そしてある日。
気紛れに訪れた森や湖や草原、あるいは森の奥の不思議な喫茶店で、森の化身のような神秘的な3人の少年に出会い、惹かれるようになります。
謎の多い彼らのほか、これまた謎の多い喫茶店のマスターたちと語らい、時には隣の別荘に滞在中の、弟のような少年と楽しく散策をしたり …… 。
ひと夏の、そして永遠の恋を描く、女の子のための恋愛アドベンチャーゲーム。
全体感想
短い内容で、スタートした時点ではいろいろな意味で謎ばかりですが、引き込まれました。
もちろん他のゲームに比べてストーリーが短い分、すぐに相手キャラといい感じになってしまいますが、このゲームはストーリーがとても重要なので、一気に集中してプレイする事が出来ました。
時間が少しあって「安くなったゲームをやってみようかな」という方は、やってみてはいかがでしょうか?
もちろん有名な声優さんばかりなので、好きな声優さんが出ているという方にもオススメです。
宮澤樹(CV:緑川光)
やっぱり緑川さんの囁きボイスはいつ聴いても素敵です!
そしてBAD ENDは切ない。
一応は見ましたけど、たぶんもうBAD ENDは見ないと思います。
このゲームはどちらかというと明るい感じではないので、甘いセリフはほぼありませんが、クリア後は「樹くん良かったねぇ」と言いたくなる感じでした。
でも、その分メインキャラとなる残り2人が。
ああ切ない。
樹くんは、序盤から結構不器用だけど優しくとっても素敵でした。
樋口湊(CV:志倉千代丸)
何て切ないんだぁ。
どっちのENDでも切ない。
湊くん編は本気で切ない。
しかもまさかゲームの声優さんとして、あの志倉千代丸さんのお声を聴くとは思ってもいませんでした!
マジでビックリですよ。
でも普通に上手かったです。
湊くんは儚い美少年系で、私はかなり好きなタイプでした。
でもやっぱり切ない。
ある意味どっちもGOOD ENDでBAD ENDでMERRY BAD END?
中原空矢(CV:吉野裕行)
空矢くん可愛い!
何て可愛いんだ!
吉野さんの声であのキャラは反則的に可愛過ぎる。
他のキャラ同様、甘いセリフはほぼ無いですけどそれでも問題なし!
無邪気というか何と言うか …… 普通に私が若かったら即惚れてしまう可愛いキャラでした。
序盤から気さくに話し掛けて、エンディングでもとっても優しいですし。
空矢くん可愛いので、吉野さんファンの方には本当にオススメです。
惣琉(CV:子安武人)
惣琉さん素敵過ぎ!
甘々過ぎ。
子安さん万歳!
合コンじゃないけど、第一印象から惣琉さんに決めていました(笑)
そして予想通りとっても素敵な人でした。
エンディングでは王道のデコチューをさらりとしてきて、素敵なセリフまで!
私はやはり子安マジックに掛かり易い女なのかもしれません。
あの見つめ具合もいい感じだったし、本当に惣琉さんは素敵でした。
あえて言うならもう少し惣琉さんのイベントが欲しかった位でしょうか?
子安さんのあの軽い喋り方!ホントにホントに大好きです。
室生望(CV:宮田幸季)
望くんめちゃめちゃ重要な役でした。
さすが望主人公ルートがあるだけはあります。
ある意味現代チームの主役ですね!
望くんがいたからこそ、このゲームは成り立っているのかもしれません。
内容は意外に頼りない感じも無く、「キス、してもいい …… ?」なんて言ったりして可愛かったです。
私は年下って苦手ですけど望くんは全然平気でした。
もしこのゲームをプレイするなら、必ず望主人公ルートはプレイして欲しいです。
個人的にはプリズムチームをクリアしてから望くんをプレイして欲しいです。
室生遼(CV:石田彰)
久し振りに石田さんのこういう紳士キャラをゲームで見た気がします。
最近腹黒ばかりプレイしていたので、刺激が少ないように感じてしまった(笑)
まだ何にも手を出していないのに、出会って数日でプロポーズって。
やはりサイドストーリーなので内容は薄いですけど、紳士的に口説いています。
何だかんだ言っても、私は石田さんが大好きなので、途中で登場してきたら声だけでキャーキャー言っちゃうんですけどね。
そして告白の後の照れっぷりは可愛いです。
義理姉さんいいじゃないですか!
萩原恭平(CV:石川英郎)
恭平チャラいのに、格好良い!
恭平編は、サイドストーリーですが、私はこのタイプにとても弱く、おバカなのに素敵なんです。
ストーリー的にはホントに薄いので、もっと色々イベントがあれば更に好きになったと思います。
エンディングの不意打ちも好きだし、サイドストーリーだったのが本当に残念で悔やまれます。