ネタバレレビュー
※セリフやイベント等のネタバレが含まれますので、読まれる際はご注意下さい。
全体感想
作品的にはとてもよく出来ていると思います。
主人公のお姉ちゃんが独特なので、嫌味な部分が気になったり、電波系の女の子が出てきたりと苦手な面もありましたが、全キャラを攻略すると、謎が解けると思います。
そしてエンディングもハッピーなものだけじゃなく、いわゆるメリバもあるので、苦手な方は注意して下さい。
ちょっとダークな感じがしますが、個人的には楽しめました。
佐々俊一(CV:緑川光)
俊一くんは緑川光さんということで、とても期待していたんです。
でプレイしてみたら、海視点の俊一編は正直好みではありませんでした 。
ですが、俊一視点の海編(逆視点)では俊一くんの可愛さがとても良かった!
選択肢で俊一視点は海編とキヨ編というのに分岐するんですが、海ちゃんの好感度を上げるために海ちゃん贔屓の選択肢ばかり選ぶと笑えます。
俊一くんはこんな風に考えてたのか!ということが分かり、本当はとっても可愛い男の子でした。
そして俊一視点のキヨ編ですが、ある意味男同士の友情ENDです。
が、BAD ENDはかなり驚きの展開でした!
GOOD ENDでも微妙なのですが、こういう展開を予想していなかったのでビックリです。
市井清孝(CV:置鮎龍太郎)
いきなりネタバレですが、キヨさんはヤンデレでした。
なので、このキャラは好き嫌いがはっきり出るんじゃないでしょうか。
私は置鮎さんの声だと好き率が高い傾向にあるのですが、それでも正直好みではありませんでした。
普通にしていれば、勉強も出来てバンドもやっていてお金持ちだし、好青年だと思います。
ただ何度も言うようですが、病んでます 。
色々ドキドキするイベントもあったのですが、全体的に考えると他のキャラの方が好みでした。
羽根秀巳(CV:鈴村健一)
さすが鈴村さんのキャラ!
みんなの気持ちをちゃんと理解出来て、優しい秀巳くんが素敵でした。
3/24に発生するイベントで、朝の第一声の「 …… おはよ」 この「 …… 」が重要です。
いわゆる『朝チュン』後のセリフなのですが、鈴村さんの声のこのセリフの破壊力は満点でした!
秀巳くんルートでは、終始お姉ちゃんが絡んで来るので微妙ですが、それをカバー出来る位秀巳くんは素敵でした。
川本拓(CV:吉野裕行)
たっくん可愛いんですよ?
よっちんの声は大好きだし、唯一の年下だし。
それでも、私がどちらかというと年下キャラが苦手な傾向にあるので、あまり好みではありませんでした。
たっくん編は、俊一くんとかが妙に大人に見えてきてしまいますし。
ただ、たっくんは主人公に対して常に好意を全面的に出してくるワンコ系で、可愛いことは可愛かったです。
私がもっと年下好きだったら違ったかもしれません。
本条理人(CV:鳥海浩輔)
理人くん、かなり好きです。
基本的にゲーム脳で妄想癖ですが、常にゲームばかりなので、私は本気で好きでした(笑)
そして理人くんはスタートから好意的なので、とても快適にクリアする事が出来ました。
常に主人公の味方で、心配してくれるホントにいい男の子です。
鳥海さんにこんなに心配されるなんて、終始海ちゃんが羨ましくて仕方がありませんでした。
くーた(CV:小西克幸)
くーたはホントに幸せになって欲しいと心から願うキャラクターです。
可愛くって切ない …… そんな感じでした。
オススメイベントは、実は秀巳ルートに出てくるくーたです。
なぜ秀巳ルートでくーた?と思われるかもしれませんが、それはくーた編をクリアすると分かります。
小西さんの声も今回は繊細な王子という感じで、小西さん好きの私は、いつもと違った雰囲気の小西さんの声でドキドキしっぱなしでした。
隠しキャラなので誰か一人クリアしてから攻略出来ますが、先程も書いた通り、最低でも秀巳編をクリアしてからの方が個人的にはいいと思います。