ネタバレレビュー
Written by madoka
※セリフやイベント等のネタバレが含まれますので、読まれる際はご注意下さい。
ストーリー
不知火一樹ルート
幼い頃に出会っていた2人。ずっとその想いを秘めながらそばにいた不知火。
様々な出来事を経て、不知火との過去を思い出した主人公。そして、2人の想いは通じ合い付き合い始めた。
幸せな日々が続くように思っていた主人公だったが、不知火はいつからか悲しそうな瞳をする事が増えた。
その理由を聞いても答えようとはしない不知火。
その理由を知りたいと願う主人公の前に、悲しい出来事が起きてしまう …… 。
青空颯斗ルート
主人公と付き合い始めた颯斗。
颯斗は不知火の後を継ぎ、生徒会長として星月学園を立派にまとめあげていた。
生徒会長の仕事や、主人公との付き合いを通して自信をつけていった颯斗は、
積極的にピアノのコンクールに出場するようになる。
だが、そんな颯斗の前に従兄弟の空翔が現れて …… 。
天羽翼ルート
新学期になり、高校3年生になった主人公。
青空を生徒会長に迎え新たに始動した生徒会だが、前生徒会長である不知火が抜けた穴は大きく、毎日忙しさに追われていた。
そんな時、天羽は自分と同じく発明が得意な新1年生、雪城律と出会う。
他人を寄せ付けない雰囲気を漂わせる雪城。天羽は雪城を新生徒会に入れるべく、毎日勧誘を始める。
全体感想
ゲームの詳細
このゲームは『Starry☆Sky〜in Winter 〜』のファンディスクです。
冬編は全季節の総集編のような内容になっているので、他の季節をクリアしてからプレイした方がいいと思います。
最低でも本編の方の4本をクリアしていないと内容が分からないし、ネタバレになってしまうので注意して下さい。
後冬は最初から個別ルートの「After Story」をプレイし、各キャラのBEST ENDをクリアすると白銀編以外の「Extra Story」が解放されます。
「Extra Story」にもスチルがある場合があるので、必ず発生させて下さい。
感想
で、最初のページにも書きましたがメイン3人の内容は本当に良かったんです!
会長ファンの私は普通に涙が出て、切なくなったりしました。
ですが、あくまで私の意見としては四季編と白銀編が残念に感じました。
この四季編と白銀編については下記の個別感想に詳しく書いています。
それと今回は櫻井さんCVの律くんという新しい生徒会メンバーが登場するのですが、この律くんがすごく魅力的だったので、是非とも攻略したかった。
せめて春組の崇嗣 & ハル位の内容でいいから。
ですが、やっぱりスタスカなのでハズレはないです!
今回は夏組がサブキャラクターとして登場し、すっごく活躍する展開なのである意味一度で2度おいしいですし。
相変わらず生徒会メンバーは仲良くて、会長のオヤジさも健在だし、冬組ファンの方にはオススメです。
不知火一樹(CV:中村悠一)
キャラクター
星月学園生徒会の生徒会長。やり方は強引だが、カリスマ性があるため生徒に人気がある。
只今、諸事情で留年中 …… 。3月に卒業を控えている。
内容
ある日デートの約束をしていた2人ですが、会長は嫌な予感がするのでデートを中止しようと言い出します。
会長はご両親が亡くなった時と同じような嫌な感じがしているのですが、主人公は久し振りのデートなので中止したくないと言います。
そして主人公が怒って走り出したその時、車が突進して来ます。
咄嗟に主人公を庇った会長は大怪我をし、命は助かりますが、主人公の事だけを忘れてしまいます。
主人公は会長に自分の事を思い出してもらおうと身の回りのお世話を申し出ますが、やはり主人公の事を思い出せない会長は別れた方がいいと言い出します。
感想
もう素敵過ぎ!!やっぱり会長が一番好きです!
好き過ぎてヤバい程大好き(笑)
主人公だけを忘れて、以前と同じ状況で記憶を取り戻すというベタな展開は置いておいて(笑)
スタート直後の「会いたかった」だけでため息が出ちゃった程です。
私は中村悠一さんのこういう俺様キャラがど真ん中ストライクゾーンなので、一言一句でキャーキャーです!
「俺以外を好きになる事は許さない」とか、こういう感じ大好きなんです!
同じくゆうきゃんCVの「キミカレ」の皐くんが「俺がオマエをゆるさないことなんて、ない」というセリフの時もキャーキャーしていたので、内容云々とかじゃないですね!
私はこのタイプがプレイする前から好きなんです(笑)
今回も会長編はギャグ満載で、度々喧嘩をしつつも幸せに暮らす感じです。
白銀先輩や四季くんも大活躍ですよ!
特に金久保先輩は会長の親友なだけあって本当に大活躍なので、夏編の時より素敵に見えたのは私だけでしょうか?
- オススメのセリフ
今のうちに、お前をたくさん感じておきたいんだ。
お前に触れた感触、覚えておかなくちゃな。
○○は俺のこと、優しいって言うけどな …… その優しさは、○○だけへの特別なものなんだからな?
その事、○○は分かっているのか?
青空颯斗(CV:平川大輔)
キャラクター
星月学園生徒会の副会長。穏やかで優しく、生徒会の影のまとめ役。
暴走ちがちな会長と会計を止めることができる貴重な人物。次期、生徒会長候補との噂があるが …… 。
内容
前作で自分に自信が無かった颯斗くんですが、止めていたピアノも再開し、高校卒業後にはウィーンに留学します。
しかしブランクがある颯斗くんは思うように結果を出す事が出来ません。
家族にもこんな状態で遠距離恋愛なんてしているから結果を出せないと諭され、さらに自信を無くしてしまいます。
悩んだ颯斗くんは、主人公を幸せに出来ないと判断し、主人公に別れを切り出します。
感想
キャー!颯斗くん!スタートから甘々全開じゃないですか!
私が大好きな犬飼くんも大活躍だし!
やっぱり平川さんでこういうキャラだとハズレないですね!意地悪王子キャラ大好きです。
前作同様今回も颯斗くんは自分に自信が無いのと家族というのが分からないので、基本的にネガティブ思考になってしまいます。
ですが、宮地くんや犬飼くん、従兄弟の空翔くんが活躍してくれて少しずつ自分に自信を持つようになっていきます。
相変わらず家族との仲はあまり良くないままですが。
前作の感想でも書きましたが、颯斗くんは甘々の恥ずかしいセリフを普通に囁いて、何かあると『甘いお仕置き』をする春組の錫也と同じタイプなので、錫也が好きな人はキャーキャー出来るのではないでしょうか?
私は平川さんが大好きなので、後半は終始にやけ顔になってしまいました。
ホント王子キャラ最高!
颯斗くんはもちろん素敵なのですが、何気にBAD END の犬飼くんがいい味出していました!
- オススメのセリフ
そんな可愛い顔をして、可愛い事を言わないでください。
本当は○○さんを食べたいのを我慢してるんですよ?
ふふっ、また赤くなりました。冗談ですよ?
冗談じゃないと言ったら、あなたはまた赤くなってしまうのではないですか?
天羽翼(CV:鈴村健一)
キャラクター
星月学園生徒会の会計。生徒会のムードメーカーで、よくわからない発明、研究が大好き。
生徒会費を研究費にあてようとするダメ会計。何故か生徒会室に翼専用のラボがある。
内容
翼くんが3年生になったお盆休みに、主人公は翼くんの実家へと招待されます。
そこで以前から翼くんの夢だったアメリカ留学が決まりそうだと聞かされます。
夢を叶えて欲しい気持ちはもちろんあるのですが、大学生と高校生という立場でもなかなか会えなくて寂しいのに、遠く離れてしまうことに不安を覚えます。
感想
翼くん、意外に男らしいじゃないですか!
正直口調も独特なので期待薄でしたが、予想以上に良かったです!
こういう甘えん坊キャラってどちらかというと苦手なんですが、最後の方は男らしくてビックリしました!
前作ではネガティブになりがちだった翼くんですが、今回は律くんという発明仲間の後輩も出来て、男らしさもアップしたように思います。
翼くんが困った時には従兄弟の梓くんが助けてくれますし、主人公と翼くんのことを生徒会と弓道部のみんなが相変わらずギャグ満載で温かく見守ってくれています。
基本的に翼くんは甘えっ子なので、甘々な展開は少なかったように思いますが、素直に気持ちを言うタイプなので、本当に主人公の事が大好きなんだと分かる内容でした。
ただ、あくまで私の場合ですが、同じ年下でも従兄弟の梓くんの方が好みなので、何気に梓くんにドキドキしてしまったのが残念でした。
すっごく良い話なんですが、最初から最後まで梓くんが大活躍なので梓ファンは要注意です。
- オススメのセリフ
年上だからとか、困らせたくないとか、そんな風に肩肘張ったり、頑張らなくてもいいんだぞ。
だって、俺は君の全部が大好きなんだから。
どんな○○でも、全部受け止める。
もう俺は二度と、君の気持ちに怖がったり、逃げたりしないから …… ね?
神楽坂四季(CV:宮野真守)
キャラクター
星詠み科2年の特待生。感情表現が苦手で、独自の世界を持っていてのんびり屋。
ただ、一度決めた事は最後まで突きとおす強い意志を持つ。
感想
宮野さんがCVのキャラクターはうちのサイトでは「星空のコミックガーデン」以来だったので、期待度満点でした。
今回はどんな感じなのかとっても楽しみにしていて、いい意味で予想を裏切る天然癒し系キャラでした!
四季編の内容はスタスカ総集編と言った方がいいかもしれません。
四季編は上の3人をクリア済で解放されるのですが、簡単に言うと春に四季くんと出会い、春組 → 夏組 → 秋組 → 冬組のダイジェスト版を四季くんと一緒に過ごしていくという内容です。
なのでファンディスクの方じゃなく、本編の方は4つともプレイしていないと分からない、もしくは超ネタバレ状態になってしまうので注意して下さい。
四季くんはいつも主人公の事を優しく見守っていて、悩んでいる時には話を聞いてくれる癒し系タイプです。
自分自身の事についてなかなか話そうとしない四季くんですが、実は星詠み科の特待生だったりします。
そんな四季編ですごく残念に思ったのは、四季くんの個別イベントがほぼ無くエンディングとExtra Story位という点です。
結局最後に分かる事が多く、というかそれまでは各季節の振り返りなのでしょうがないのかもしれませんが。
キャラクター的にはすっごく素敵な甘えん坊のほのぼの癒し系キャラなので、本当に残念です。
宮野さんだからもちろん素敵だったし、個別イベントがもう少し多ければもっとキャーキャー出来たのにとっても悔やまれる内容でした。
- オススメのセリフ
元気出た?おまじない、効果あった?
うん。土萌が昔読んだ少女漫画にあったって言ってた。
どう?だめ …… ?良かった。それじゃあ …… 。
どうして?キス、嫌だった?それじゃあ、やっぱり …… 。
白銀桜士郎(CV:諏訪部順一)
キャラクター
新聞部の元部長で、生徒会の広報活動を手伝っている。
体格の割には子供っぽい一面を持ち、年下である天羽翼と本気で競い合っていたりする。
内容
白銀先輩は相変わらずの変態具合で一樹会長と金久保先輩に呆れられつつ、大学生活を送っています。
ジャーナリストを目指し取材で日々忙しく、主人公と過ごす時間は短いですが、それでも一生懸命主人公を守り、大切にしています。
そんなある日、海外に取材へ行った白銀先輩が帰国の日になっても帰って来ず、電話も繋がらなくなってしまいます。
結果的に忙しくて連絡出来なかっただけなのですが、白銀先輩の身に何かあったのではないかと心配する日々が辛くなった主人公は、白銀先輩と距離を置く事にします。
感想
ちょっと白銀先輩反則じゃないですか!あの変態の時とのギャップ、凄くないですか?
諏訪部さんってどうしてこう色っぽい声なんでしょうか!
スイッチ入るとホントヤバい(笑)
白銀先輩は「変態戦隊レッド・白銀桜士郎、華麗に登場!」なんて言う自他ともに認める変態なんですが、本当は人一倍優しい人で、主人公と恋人になった後もずっと会長の事を気にしています。
白銀先輩、一樹会長、金久保先輩は同じ大学なのでこの3人で話が進んでいく事が多く、基本仕様は変態なんですが、ここぞという時は諏訪部ボイス大爆発の甘々セリフが満載ですよ!
内容は凄く良かったのですが、ただ …… 短い。
何故か今回も白銀先輩はサブキャラ扱いなんです。
個人的には四季くんより白銀先輩派なので、白銀先輩のExtra Storyがあったらもっと良かったのにと思います。
- オススメのセリフ
本当に、ごめんね。怖い思いをさせちゃって …… 。
それにね!可愛い彼女を守るのは、この変態戦隊・レッドの使命!
正義のヒーローは、絶対に死なないんだよ。
だから、○○ちゃんは何も心配しなくて大丈夫!分かった?