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ネタバレレビュー

2011/10/18
Written by madoka

※セリフやイベント等のネタバレが含まれますので、読まれる際はご注意下さい。


ストーリー

不思議な世界、お菓子の国・ネバーランドではお菓子のコンテストが開催されることになりました。

コンテストの審査員として、「退屈な」世界の子供を三人引っ張ってきて、結論を出してもらうのが決まりです。

ピーターパンが迎えに行く役。

お菓子の好きそうな三人を探します。しかし、ウェンディにお菓子を貰い、一目惚れ。

三人姉弟であることを知ってティンカーベルが止めるのも聞かず、決断役を彼女に決めてしまいます。

しかし、選んだ彼女ら姉弟は子供というには育ちすぎている上、うち二人はお菓子嫌い、本当の姉弟でもありませんでした。


全体感想


ゲームの詳細

すっごく面白かった!

社会人なのに睡眠時間を削ってまでプレイしちゃった程です。

『ピーターパン』がベースとなっていますが、QuinRoseさん特有の世界観が追加され、それがまたいい感じになっていました。

QuinRoseさんの作品はどれも主人公が独特なので、そこが大丈夫かどうかで評価が分かれるかもしれません。

主人公の独白が多く、ツッコミの時に文字が大きくなったりするのはいつも通りです。

私の場合は、特に問題無く普通にプレイする事が出来ました。


システムについて

各キャラクター毎の個別ルートが確立していて、同じストーリーを繰り返すというのが少ないのが特徴です。

攻略対象は6人で、真相ルートもあり、各キャラクター毎に19章の個別ルートがあります。

なので初めてプレイする際は、スキップなしで1プレイ10時間位、2周目以降も6時間以上は掛かると思って下さい。

エンディングも複数ずつ用意されているので、ボリューム的には満足出来ると思います。


感想

展開は、徐々に恋人同士になっていくようになっていて、イベントが進むにつれて甘さもプラスされていき、最後の方はどのキャラクターも共通して言えるのですが、かなり色っぽいシーンが多発しています。

吐息というか息遣い的な台詞もありますので、それでも大丈夫な方のみプレイして頂きたいです。

オススメ度は5点を付けましたが、色っぽいシーンはもう少し抑えてくれた方がより私好みではありました。


ストーリー的にもかなり大満足なので、皆さんに是非プレイして欲しいと思います。

特にシザーは私のイチオシなので、三木さんファンの方にプレイして欲しいです!


ピーター(CV:石田彰)


キャラクター

自由奔放な、謎の少年。

わがままだが、嘘はつかないということにこだわりがある。

自分の好きなことに夢中になる反面、 興味のないことに対しては完全に無関心。

好き嫌いがはっきりしている。

子分達の前では、王様のように振る舞う。

お菓子の中では、数多くの味や色のあるドロップが好き。

見ている人の気持ちによって、 子供になったり大人になったりする。


感想

石田さん凄いです!

何がって??演技がです。

このピーターは子供になったり大人なったりするので、そこの違いがホントに凄かった!

子供ピーターの時は憎らしい位にいたずらっ子というかワガママなんですけど、大人に切り替わると途端ににセクシーな感じになります。

ホントに凄すぎ!


このピーターだけはある意味2周攻略しないといけないんです。

1周目は普通にピーターのベストENDって感じ終わるのですが、謎が残るんです。

そして攻略条件をクリアすると真相が分かるようになっています。

この真相ENDの時に一緒にティンカー友情ENDも観る事が出来るので、そちらもオススメです。


ピーターについてはこのゲームのメインストーリーなので、あえて詳しく書かない事にします。

もしかしたら、他のキャラを攻略中にピーターやティンカーの言動で苛ついたりするかもしれません。

でも真相ENDを攻略すると、ピーターとティンカーの魅力が分かると思います。

なので、是非とも真相ENDまでプレイして下さい!


フック(CV:置鮎龍太郎)


キャラクター

ネバーランドの、海賊船の船長。

自分の腕を切ったピーターパンを憎んでいる。

その腕を食べて味をしめた時計ワニを恐れており、 それを余興のように思っているシザーを嫌っている。

見た目や言動の、凶悪で粗野なイメージに反して、礼儀にうるさい。

チョコレートの香りが好き。

もちろん味も好き。

「ジュエル」というオウムを飼っていて、いつも肩に乗せている。


感想

公式HPで置鮎さんが仰っていた通り、フックは色っぽいシーンが多かった!

さすが肉食系ですよ!

3番目のイベントでもうキスシーンが出て来ます。

手出すの早過ぎ!

海賊だから、女性慣れしているんですかね。

なので主人公は「本気じゃないのでは?」と悩んだり疑ったりしますが、最後は恥ずかしい位激甘です。


個人的にはフックももちろん素敵だったのですが、モブキャラのスミー達が何気に素敵でした!

フック編は基本的にギャグ満載なので、スミー達にやられる事間違いなしです。

最後の最後まで海賊達がいい味出してます!

おかしら最高!


シザーとのやり取り、時計ワニが登場した時の怖がりっぷり、ピーターへの想い、主人公との甘々っぷりなど置鮎さんの演技を存分に堪能出来ると思います。

フックを攻略するとチョコレートが食べたくなりますよ。


シザー(CV:三木眞一郎)


キャラクター

ネバーランドの、海軍の指揮官。

インテリ風で几帳面に見えるのに、かなり乱雑でマッドな性格。

「破壊」という言葉が好き。

ことあるごとに、すべてを壊してしまおうとする。

与えたオモチャをすぐに粉砕してしまうペットの時計ワニをこよなく愛する。

砕けるお菓子が好き。

一番気に入っているのは紅茶に合うビスケット。

好きなものは壊すことにしている。


感想

本気で素敵でした!

てかヤバい位に甘いんです!!


シザー編は中盤まで甘さ控え目で切ない感じなのですが、後半のシザーの激甘っぷりは物凄いです。

三木さんが「シザーでズッコケたら、石田さんや置鮎さんの所〜」みたいに仰っていたのですが、むしろ私はシザーをプッシュします!

もちろん全員大好きなんですけど、中でもシザーが一番好きです!


まずシザー編のメインは、シザーの元カノについてです。

主人公は酔っぱらったシザーに元カノと間違われてキスされ、そこから話が進んでいくんです。

なので途中までは全く甘くないのですが、いい感じになった時のバカップルぶりは異常な程です(笑)

フック編同様モブキャラが素敵で、いい味出してますよ!

クリップとルーラー大好きです。


特にオススメなのがシザー14というイベントで、フックに攫われた主人公をシザーが助けるイベントなのですが、相当笑えます。

三木さんと置鮎さんが上手いから更に面白いので、是非プレイして確認してみて下さい。


ティンク(CV:杉山紀彰)


キャラクター

残虐なことでも平気でする、なんでもありな妖精。

楽観主義で遊び好き。

楽しければ嘘も平気でつく。

どこからどこまでが本気かよく分からない。

善悪の区別がない。

甘くて冷たいアイスキャンディが好き。


感想

ボリスだ!

あ、すみません。

杉山さんだからというのもあるんですが、ボリスでした(意味分からないですね)


実はティンクが一番色っぽいシーンが多かったような凄い気がします。

公式HPで杉山さんがそんな事全く仰っていなかったので、予想外の展開に驚きました。

でも、ティンク編はかなり切なくさせられました。

そしてマイケルありがとう!(ティンク編ですけど)


ティンクは妖精なので、他のキャラとちょっと違って最初は電波系なんです。

ですが、主人公が一生懸命色々教えてあげる事によって、徐々にいい妖精になっていきます。

その後、「世界の意思」によって消されそうになるんですけど、そこからがちょっと切ないです。

その辺りはプレイしてご確認下さい。


個人的にオススメなのはティンク18というイベントです。

内容は書けないのですがホントに切ない。

でもその後はグッドENDとかベストENDとかになるので、安心して幸せそうなティンクを堪能して下さい。


ジョン(CV:遊佐浩二)


キャラクター

ウェンディの弟だが、血のつながりはない。

頭脳明晰で学業は優秀だが、ハプニングに弱い。

真面目な分、融通が利かないところもある。

とある理由から、甘いものが苦手で、特にプリンが嫌い。

弟・マイケルを溺愛し、姉であるウェンディを尊敬している。


感想

最初に書いておきます。

プレイした方は分かると思うのですが、ピーター同様、ジョンの言動で苛ついたりムカついたりするかもしれません。

でも、ジョン編を攻略するとジョンを好きになるはずですから安心して下さい。


ジョンは基本的に一生懸命で、真面目で、弟思いです。

ちょっと思い込みが激し過ぎて暴走したり、機能停止したりしますけど、それでも可愛い弟なんです。

血の繋がっていない弟というベタな設定ですが、主人公の事を常に敬愛しています。

なので、姉弟という関係から一歩踏み出すのにちょっと時間が掛かります。

そこが上記4人とは違って、ある意味ポイントですね。

マイケルも同様ですけど。


ジョンのオススメは全体を通して言える事なのですが、ジョンのボケっぷりです。

マイケルの嘘も普通に信じちゃうし、相当笑えます。

遊佐さんホントに上手いんですよ。

そして最後のイチャつきっぷりも素晴らしかった。

プレイ前はどうかな?と思っていたのですが、予想をいい意味で裏切るいいエンディングでした。


マイケル(CV:立花慎之介)


キャラクター

ウェンディの弟だが、血のつながりはない。

自他共に認める、末っ子気質。

兄とは正反対で、軽い印象。

不真面目なところもあるが、柔軟で要領がよく、目上の者には可愛がられやすい。

甘いものが大好き。

特にケーキが好きで、食べるだけに留まらず作ることにも熱心。


感想

ジョンとマイケルではプレイする前からマイケルと決めていたのですが、やはりマイケルは素晴らしかった!

空気が読める弟は素晴らしいです!

マイケルは何歳位の設定なんでしょうか?


ジョンの所でも書きましたが、血の繋がらない弟というベタな設定でも凄く良かったです!

ジョン同様、マイケルも最初から主人公の事が好きなので、それをいつ主人公に言うかがポイントになってきます。

主人公も弟ではなく一人の男性として意識しなくてはいけませんから。

そういう所もジョンとマイケルでは見所かもしれません。


普段私は年下キャラってあまり好きではないのですが、マイケルは本当に可愛かった!

マイケルというか立花さんが切羽詰まった吐息混じりで「姉さん」という所があるのですが、この台詞が個人的にこのゲームの中で一番ドキドキしました!


他にも、マイケル編をクリアした後にネバーランドチームのベストEND見ると、マイケルの気持ちが分かっているだけに、マイケルの言動で切なくなるので、そこにも注目してプレイして下さい。


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